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【第22回】 エッジの発生する仕組み 3 「認知のゆがみ」

2015.02.27掲載

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

助手のムサシです。よろしくお願いします。

 

★[小次郎講師]★
さまざまなエッジの発生する状態を紹介してきたが、今回は投資家心理から生まれるもの。
これを究めるのは大変有効だ。

☆[ムサシ]☆
投資家心理?

★[小次郎講師]★
そう。トレード中にトレーダーは欲に目がくらんだり恐怖心に襲われて正しい判断が出来なくなる。
その間違った判断により、市場にゆがみが出てくる。そこがトレードエッジにつながる。
そのトレーダーの起こしやすい間違いを「認知のゆがみ」と呼ぶ。

☆[ムサシ]☆
認知のゆがみ、ですか?なんか難しそうですね。

★[小次郎講師]★
言葉はどうでもいい。私は「ああ勘違い」と呼んでいる。
投資家がどう勘違いするか?プロがそこをどう狙ってくるか、そのことを本日はお教えしたい。

☆[ムサシ]☆
よろしくお願いします。

  【1、損失を出したくない病】

★[小次郎講師]★
まず最初のテーマは「損を出したくない病者」の勘違いだ。次の質問に答えてご覧。

☆[ムサシ]☆
えーと、わかります。うっかりひっかかるところでしたが、Bさんですね。

★[小次郎講師]★
正解。もちろん答えはBさん。こうやって質問で出されると誰でもわかる。理由を言ってごらん。

☆[ムサシ]☆
Aさんは実現利益100万円に対し含み損150万、つまり実質50万円の損です。
逆にBさんは実現損100万に対し含み益150万、つまり実質50万円の利益ですよね。

★[小次郎講師]★
そのとおり。当たり前の簡単な話なのだが、現実には、Aさんタイプの投資家が多いのである。
特に日本人はね。決済した損益だけがホンモノ、計算上の損益は途中過程。
途中過程だから、今現在損してようが儲けてようがそれは参考値にすぎないと思っている。

☆[ムサシ]☆
確かに。僕の周りでもそういう人いっぱいいます。

★[小次郎講師]★
いや、実際ムサシ君もそう思っているでしょ?正直に答えてごらん。
思ってるでしょ?隠さずに、かっこつけずに。

☆[ムサシ]☆
ばれましたか。

★[小次郎講師]★
やっぱりね。この考え方の間違いを気付いている人は少なく、気付いてもなかなか直せないというたちの悪い病気なのだ。

  【2、使った費用があきらめられない病】

★[小次郎講師]★
さて次のテーマは、「使った費用があきらめられない病」。これもよくある勘違いだ。

☆[ムサシ]☆
使った費用があきらめられない病!?

★[小次郎講師]★
小学校の算数に挑戦してほしい。

☆[ムサシ]☆
うーん、わかりません。それ投資に関係する話ですか?

★[小次郎講師]★
関係するとも。タブレット型に乗り換えるコストが1億円、それにより伸びる売上げがプラス1億5千万円、ということは乗り換えるに限る。
5千万円の利益増なのだから。過去に使った3億など、今となっては関係ない。

☆[ムサシ]☆
なるほど。

★[小次郎講師]★
ところがこの小学生でも出来る計算が出来ない大人が多い。
多くの会社で従来型のパソコンを作り続けることになる。何故か?
すでに使った費用、3億円があきらめきれないのだよ。
もし、ここで旧型の生産を中止し廃棄処分とすると、責任問題で誰かの首が飛んでしまう。
だから、誰も中止を進言出来ない。これ、よくある話だ。

☆[ムサシ]☆
で、それがトレードとどう関係が?

★[小次郎講師]★
あわてるなあわてるな。ここからだ。次の質問に答えてご覧。

☆[ムサシ]☆
今日はクイズ多いですね。

★[小次郎講師]★
本日は投資脳の訓練だ。

☆[ムサシ]☆
そりゃ、B社の株がまだまだ上がるんなら、A社の株を売って、B社の株を買えばいいじゃないですか?

★[小次郎講師]★
だね。だけど・・・
実は自分がA社の株を買ったのはすっ天井で、それから暴落の一途。
少しでも値段が戻ったら売ろうと思ったら戻る暇もなく、もうすでに1千万の損が出ているとしよう。
それでも出来るかな?

☆[ムサシ]☆
うーん、そう言われると、ちょっと厳しいかも。

★[小次郎講師]★
この時、ムサシ君はほんとにA社の株を売って、B社の株に乗り換えられるか?
実は私の友人にこういう状態のやつがいる。
私が「もうあきらめろよ。持ってるとますます損するぞ」と忠告をしても、その男の答えはこうだ。
「嫌だね。俺はもうこの株で1千万損してるんだぜ、今更この株で50万100万損が膨らんだからってどうってことないさ。もう俺は、この株のV字回復に人生を賭ける。この株と心中だ!」と。

☆[ムサシ]☆
おお、凄い。でも気持ちはわかるかも。

★[小次郎講師]★
根拠のないV字回復を夢見て、その株を手放すことが出来ない。
この男から正しい判断を奪ったのが、まさに・・・・「使った費用があきらめられない病」なのである。

☆[ムサシ]☆
怖いですね。

  【3、結果にこだわりすぎ病】

★[小次郎講師]★
勝ちたい意識が強すぎるというのも失敗に陥りやすい。

☆[ムサシ]☆
え?勝ちたいと強く思うことはいいことじゃないですか?

★[小次郎講師]★
勝ちたい=負けたくない、という気持ちが強ければ強いほど利益確定が早くなる傾向がある。
今ある利益を、利益があるうちに決済したいと思うのだ。
負けたくないという気持ちが強いほど、損切りが遅れてしまう。
いずれ、V字回復してこの損はなくなることを夢見、その日まで持ち続けるぞと思ってしまうのだ。
ところがそんな夢のような展開は現実世界では起こらず、さらに大きな損を抱えて身動きが取れなくなる。
結果、そういう投資家に限って、利益は小さく、損失は大きいということになる。

☆[ムサシ]☆
なるほど。

★[小次郎講師]★
ロスカット(損切り)ラインの設定は投資をする上では基本中の基本。
ところがときどきこんなことを…

・・・
・・・
・・・

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