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【第85回】 チャート分析の基本その4

2016.08.19掲載

 

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

こんにちは。助手のムサシです。

 

★ 【小次郎講師】 ★
今回もチャート分析の基本の続き。

☆ 【ムサシ】 ☆
よろしくお願いします。

【1.チャート分析の欠点】

★ 【小次郎講師】 ★
ここまでの話を整理してみよう。投資において必勝法はない。とするとあるのは確率的に有利な投資をするということ。それなら可能だ。そしてその有利な状況を見つけるために、価格変動の中でエッジをどうやって見つけるかというのがチャート分析。

☆ 【ムサシ】 ☆
なるほど、確率的に有利な投資をしていれば勝ちやすいということですね。

【チャート分析の意義】
価格変動の中で確率的に有利な局面を見つけるためのツール

★ 【小次郎講師】 ★
チャート分析にも欠点がある。チャートで将来のことは読めない。

☆ 【ムサシ】 ☆
現状分析のツールでしたね。

★ 【小次郎講師】 ★
そしてテクニカル指標は山のようにあるので、どれを使ったらいいのかかがわからない。また、ひとつひとつのテクニカル指標の使い方を詳しく解説した本やWebがないので、使い方がわからない。

☆ 【ムサシ】 ☆
テクニカル指標っていうのは移動平均線とかボリンジャーバンドとかいうものですね。どれくらい数はあるんですか?

★ 【小次郎講師】 ★
どんどん新しいインジケーターが作られているから、数は無数にあるだろうね。

☆ 【ムサシ】 ☆
インジケーターとはテクニカル指標のことですか?

★ 【小次郎講師】 ★
そうだ。海外ではインジケーターと呼ぶ。そのインジケーターだが、通常のチャートソフトに少なくとも10や20のインジケーターが用意されている。多いチャートソフトではインジケーターが100近く用意されているものもある。一時期競争のようにインジケーターの数を増やし、うちのチャートソフトにはこんなにたくさんのテクニカル指標がついてますよと宣伝された。

☆ 【ムサシ】 ☆
テクニカル指標がたくさん用意されたチャートソフトが優秀なチャートソフトという印象を与えるわけですね。

★ 【小次郎講師】 ★
まあ、そういうことだろうが、いくらたくさんのテクニカル指標が用意されていても、実際に投資家が使っているのは、その中のほんの一部。数が多ければ多い方ほどいいわけではない。

☆ 【ムサシ】 ☆
我々はたくさんテクニカル指標があるとその中にはそれを使えば百戦百勝で勝てる優秀なものがあるのではないかと思ってしまうのですが、そうではないのですね?

★ 【小次郎講師】 ★
そうではない。テクニカル指標は、価格変動の中で有利な局面を見つけるためのツール。

☆ 【ムサシ】 ☆
つまりエッジがどういうときに発生しやすいかをテクニカル指標が教えてくれるわけですね。

★ 【小次郎講師】 ★
まあ、そいういうことだ。そして、そのエッジが発生する理由は一通りではない。だから複数のテクニカル指標がある。しかし、それは10種類くらいあればもう十分。それ以外のものは、ほとんど亜流だ。

☆ 【ムサシ】 ☆
ということは代表的な10種類くらいのテクニカル指標をマスターすればそれで十分ということですか?

★ 【小次郎講師】 ★
そういうこと。ところがその代表的なテクニカル指標さえ、きちんと使い方を説明してくれる本やWebがないのだ。

☆ 【ムサシ】 ☆
テクニカル指標の名前で検索すれば、今はたくさんのサイトが見つかりますが、それでは不十分なんですか?

★ 【小次郎講師】 ★
たとえばRSIならRSIで検索してごらん。ほとんどの解説が1ページくらいで、説明されている。

☆ 【ムサシ】 ☆
ですね。それでは駄目だと。

★ 【小次郎講師】 ★
ダイジェストでは役に立たない。テクニカル指標を実戦で使えるところまで解説しようと思ったら、ひとつのテクニカル指標で本1冊くらいの分量がいる。その分量で説明したものなどネット上のどこを探してもほとんどない。

☆ 【ムサシ】 ☆
ですね。

★ 【小次郎講師】 ★
ということはせっかくテクニカル指標を勉強したいと思っても、数が多いのでどれを使えばいいのかがわからない。これと決めても正しい使い方がわからないという問題にたどり着く。

【チャート分析の欠点】
・テクニカル指標の数が多すぎて、どれを使っていいのかがわからない。
・ひとつひとつのテクニカル指標の説明が中途半端で、そのテクニカル指標を正しく使えるところまで解説したものがない。

☆ 【ムサシ】 ☆
とすると、結局使えないということになりますね。

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