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【第149回】投資の基本 その5

2018.02.16掲載

 

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

こんにちは。助手のムサシです。

 

★【小次郎講師】★
さて、板の話を続けているが今回もその続きだ。
20180216小次郎1

☆【ムサシ】☆
重要な価格について教えてもらっていました。

【重要な価格】
➀ラウンド価格
②過去の最高値・最安値
③前回の高値・安値
④底値からのきりのいい上昇幅、天井からのきりのいい下落幅
⑤もみあい放れからのきりのいい幅
⑥大量な買い注文・売り注文があった価格から一定の上昇幅、一定の下落幅

★【小次郎講師】★
そうだね。重要な価格とは指値に設定されやすい価格。つまり板において大量の指値注文がでてきやすい価格のことだ。

☆【ムサシ】☆
なるほど。前回②までお聞きしましたので③から教えてください。

★【小次郎講師】★
了解。

【1、前回の高値・安値が重要なわけ】

★【小次郎講師】★
前回の高値・安値とは下の図の丸印のところ。
20180216小次郎2

☆【ムサシ】☆
4100円のところですね。なるほど、過去の最高値は4350円、直近の高値は4100円という理解ですね。

★【小次郎講師】★
過去の最高値も大事だが直近の高値も大事。イメージで言うと第一関門、第二関門というところかな。

☆【ムサシ】☆
直近の高値が第一関門、過去の最高値が第二関門ということですか?

★【小次郎講師】★
実際の相場では前回の高値の前に、過去の最高値以外に何度か高値が形成されることがあるからその高値が前回の高値以上であればそれがまた関門になる。
20180216小次郎3

☆【ムサシ】☆
なるほど、過去の最高値の前にいくつか高値が形成されていると、そのそれぞれの価格に指値がまとまってあるんですね。

★【小次郎講師】★
イメージで言うと、過去の最高値が一番重要性が高く、その次に重要なのが直近の高値。前々回の高値、前々々回の高値、前々々々回の高値等は少しずつ重要性が落ちてくる。

☆【ムサシ】☆
そして重要性の高いところに指値が集まりやすいんですね。

★【小次郎講師】★
そういうことだ。今、何の勉強をしているかと言うと価格変動の抵抗線、支持線になりやすい価格を見つけるというテーマだ。

☆【ムサシ】☆
なるほど。それが板にも現れるってわけですね。でも何故、前回の高値・安値に指値が集中するんですか?

★【小次郎講師】★
人間心理として、一度ついた価格はまた付ける可能性が高いと思う。過去についたことのない値段だったらもう付けないというリスクがあるわけだから指値に設定しづらい。

☆【ムサシ】☆
指値注文を出しても入らないんじゃ意味ないですからね。

★【小次郎講師】★
そういうこと。その過去に付けた値段の中で一番高いのが前回の高値ということになる。もちろん、前々回の高値とか過去の最高値というのも重要だが、直近の高値というのは最近付けたということで、より付けやすい価格というイメージになる。

☆【ムサシ】☆
つまり、今後付けやすい価格の中で一番高い価格ということですね。

★【小次郎講師】★
そういうこと。



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