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【第143回】手仕舞いを極めるための3つのケース分類その7

2017.11.24掲載

 

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

こんにちは。助手のムサシです。

 

★【小次郎講師】★
さて、手じまいの分類、本日はその7、手じまいを究めるための3つのケース分類の続き

☆【ムサシ】☆
よろしくお願いします。

★【小次郎講師】★
本日は三段上げて下げだしたときの対処法。

【1、三段上げ、三段下げ】

★【小次郎講師】★
上昇相場は三段上げとよく言われる。聞いたことあるだろ?

☆【ムサシ】☆
よく聞きます。

★【小次郎講師】★
ダウ理論にも三段上げと出てくるし、エリオット波動なども三段上げから出来ている。日本の古来の相場書物を読んでも三段上げという言葉が出てくる。
20171124小次郎1

☆【ムサシ】☆
三段上げというのは世界共通なんですね。

★【小次郎講師】★
もちろん、四段五段と上がっていく相場もあるし、一段二段で終わってしまう相場もある。

☆【ムサシ】☆
当然ですね。

★【小次郎講師】★
それにも関わらず三段上げということが世界の共通認識になっているとしたらやはり三段上げが上げ相場の典型パターンということは理解しておいたほうがいい。

☆【ムサシ】☆
なるほど。

★【小次郎講師】★
何故三段上げとなるか?何故三段上がったら終わりやすいか、わかるかな?

☆【ムサシ】☆
わかりません。

★【小次郎講師】★
早いな。少しは考えろ。上昇相場の一段目は早耳筋の買いと言って、情報を早く取れる人が買ってくる。例えば、企業で新商品を発売するとする。その新商品が画期的で人気になることがほぼ間違いない商品であれば、その商品が発売されるという情報をいち早く聞きつけた投資家がまず買う。
20171124小次郎2

☆【ムサシ】☆
なるほど。それにより第一回目の上げがあるわけですね。

★【小次郎講師】★
そうだ。そして二段目の上げはトレンドフォロアーの買い。

☆【ムサシ】☆
トレンドフォロアー?

★【小次郎講師】★
トレンドを発見すべくチャートを見ている投資家のことだ。早耳筋の買いにより株価が上昇する。するとそれを見ていたトレンドフォロアーが、これは何か起こっていると感じ取り、追随買いをする。

☆【ムサシ】☆
なるほど。何が起こっているかは知らないけれど、何かが起こっているというのはチャートを見れば感じ取れるわけですね。それを見てチャーチストが買っていくわけですね。

★【小次郎講師】★
そういうこと。そして三段目で買ってくるのが一般投資家だ。株価がここまで上がれば、新聞や雑誌で話題になる。

☆【ムサシ】☆
今の時代だったら、twitterや掲示板で人気になりますね。

★【小次郎講師】★
そのニュースを見て買ってくるのが一般投資家。ところが第一段で買った人、第二段で買った人はここでもう利益確定する。

☆【ムサシ】☆
早耳筋の投資家、トレンドフォローの投資家はもう利益確定するんですね。

★【小次郎講師】★
そういうこと。極端な言い方をすると早耳筋の投資家、トレンドフォロアーの投資家が売り抜けるために一般投資家の買いが役立つわけだ。

☆【ムサシ】☆
一般投資家はやはり儲けづらいですね。

★【小次郎講師】★
世の中には一般投資家が一番多いから三段目が一番大きく上がることがある。だから、一般投資家でも利益を上げる人は利益を上げるのだけど、やはり高値づかみになってしまうので、最終的にはやられてしまうことが多い。

☆【ムサシ】☆
厳しい世界ですね。

★【小次郎講師】★
でもこの特徴を知っていれば早耳筋は無理でもトレンドフォロアーにはなれる。

☆【ムサシ】☆
やっぱりチャートを見づけることが大事なんですね。

★【小次郎講師】★
そうだ。そして三段下げはその逆の理屈だ。



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