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【第141回】手仕舞いを極めるための3つのケース分類その5

2017.10.26掲載

 

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

こんにちは。助手のムサシです。

 

★【小次郎講師】★
さて、手じまいの分類、本日はその5、いよいよ手じまいを究めるための3つのケース分類続き

☆【ムサシ】☆
楽しみです。

★【小次郎講師】★
さて、覚えているかな。宿題があった。

☆【ムサシ】☆
ありましたね。

★【小次郎講師】★
覚えているかね?

☆【ムサシ】☆
もちろんです。

【前回宿題】
1段目の上げ相場が終了し、帯に短期移動平均線が突入した。
通常なら短期移動平均線が帯に突入したら決済だが、1段目はできるだけ我慢する。
何故か?

★【小次郎講師】★
で、考えてきたかな?

☆【ムサシ】☆
もちろん。考えましたが、・・・・さっぱりわかりません。

★【小次郎講師】★
あちゃ。だらしない。
1020小次郎

★【小次郎講師】★
この図が一段上げの押し目時。この後の展開はどんな展開が考えられる。

☆【ムサシ】☆
今、現在ステージ2になっていますので、これからステージ3、ステージ4と展開して下降トレンドになる可能性があります。

★【小次郎講師】★
だね。それ以外には?

☆【ムサシ】☆
ここから逆順で上昇してステージ1にまた戻るってことも考えられます。

★【小次郎講師】★
よくわかっているじゃないか。ステージの変化は正順か逆順。とすると現在ステージ2にいるということはステージ3に移行するかステージ1に戻るか。再びステージ1に戻って上がっていくパターンを「①②①の押し目買い」と呼ぶ。このことは説明したね。

☆【ムサシ】☆
よく覚えています。①②①の押し目買い、④⑤④の戻り売りというパターンですね。

★【小次郎講師】★
とするとその2種類の展開のうちどちらの可能性が大きいかを考える。

☆【ムサシ】☆
なるほど。

★【小次郎講師】★
このとき大事な考え方は確率的にどちらが大きいかではなくて、そのときに取れる利益幅も考慮する。もちろんステージ③と展開していくときには利益が減って場合によっては損切となることも考慮する。

【どちらを選択するかの公式】
上昇する確率(%)×予想上昇幅
下降する確率(%)×予想下降幅
この二つを比較する。

☆【ムサシ】☆
ここ、大事ですね。詳しく教えてください。

★【小次郎講師】★
一段目の上昇が終了してステージが2へと変化した。ここで決済しようかどうかと迷った。もし、ここで決済すれば小さいながら利益となる。

☆【ムサシ】☆
悩みどころですね。我慢すれば再度上昇をはじめて大きな利益につながる可能性もあるんですから。

★【小次郎講師】★
我慢することによって利益がなくなってしまうこともある。損になることもある。

☆【ムサシ】☆
とするとなかなか我慢出来ないですね。我慢するケースですが、どこまで我慢するんですか?

★【小次郎講師】★
ステージ3になったら基本的に我慢は許されない。

☆【ムサシ】☆
とすると、公式ができますね。ステージ1の間はずっと我慢する。この間手じまわない。ステージ3になったら間違いなく決済。すると迷っていいのはステージ2の間だけ。

★【小次郎講師】★
そのとおり。短期移動平均線が上昇帯の上にある状態がステージ1、この状態では基本的に決済しない。短期移動平均線が帯に突入したらステージ2、ここが手じまうべきか我慢するべきかの悩みどころ。そして、短期移動平均線が帯を下抜けていったらもう我慢しない。

【手じまいの基本的考え方】
・短期移動平均線が上昇帯の上にあれば決済しない。
・短期移動平均線が上昇帯の中に突入したら、手じまうべきか我慢するべきか悩む
・短期移動平均線が上昇帯を下抜けたら潔く決済。

☆【ムサシ】☆
わかりました。悩むところはあるものの大きな指針ができました。これでトレード中、悩むことが大きく減りますね。

★【小次郎講師】★
そして悩みどころの指針もある。それが1段上げ、2段上げ、3段上げの後で違ってくる。

☆【ムサシ】☆
1段上げが終わって帯に突入という部分が、今回の事例ですね。



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