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【第78回】 くりっく株365NY ダウ上場!前編

2016.07.01掲載

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

こんにちは。助手のムサシです。

 

☆ [ムサシ] ☆
くりっく株365にNYダウが上場されるんですね?いつからですか?

★ 【小次郎講師】 ★
6月27日から。

☆ [ムサシ] ☆
わあ、もうすぐですね。

【1.くりっく株365とは?】

★ 【小次郎講師】 ★
くりっく株365(以下株365)とは東京金融取引所で取引されている株価指数取引。現在日経225、DAX、FTSE100が上場されている。ちなみにDAXとはドイツの平均株価、FTSE100はイギリスの平均株価のこと。

☆ [ムサシ] ☆
それにあらたにNYダウが加わるんですね。

【くりっく株365上場商品】

日経225証拠金取引       日本の平均株価指数

DAX証拠金取引         ドイツの平均株価指数

FTSE100証拠金取引      イギリスの平均株価指数

NYダウ証拠金取引 New!   アメリカの平均株価指数

★ 【小次郎講師】 ★
そうだ。株365の代表銘柄は日経225証拠金取引。こちらは大阪取引所に有名な日経225先物取引があるね。その日経225先物取引と似ているのが株365の日経225。似ているが実は株365の方がいろいろと工夫されている。それは株365がスタートしたのは2010年と新しい。だから日経225先物に負けないように工夫されているのだよ。

☆ [ムサシ] ☆
なるほど。そりゃ新しいものの方が有利ですね。

★ 【小次郎講師】 ★
株365の日経225と大証の日経225先物ミニを比較してみよう。どちらも取引単位は日経平均株価×100と、そこは同じ。そして証拠金取引であること、買いも売りも出来ることなどは同じ。大きな違いは取引期限が株365にはない。もちろん日経225先物にはある。

☆ [ムサシ] ☆
期限がないというのは素晴らしいことですね。永久に持つことが出来るのですか?

★ 【小次郎講師】 ★
証拠金取引だから、損失が出て、資金が補填できなければロスカットされる。しかし、証拠金が続く限り、永久に持つ事が可能。続いて2番目の大きな特徴。祭日でも取引が出来る。

☆ [ムサシ] ☆
え?祭日でも取引出来るんですか?ではいつが休みなんですか?

★ 【小次郎講師】 ★
もちろん、土日は休み。1月1日も休み。それ以外は取引している。それに対して日経225先物は祭日は休み。年末は12月30日まで年始は1月4日から取引だから、12月31日1月1日2日3日と連休になる。

☆ [ムサシ] ☆
株365では1月1日だけなんですね。

★ 【小次郎講師】 ★
そういうこと。これが嬉しいのはゴールデンウイークやシルバーウイークのとき。日本では長期休みとなるが海外では取引が行われている。とすると、その間の価格変動が休み明けに一気に影響して、価格は急騰急落する。ところが株365はゴールデンウイークやシルバーウイークも取引が行われているので、その間の価格変動リスクがない。

☆ [ムサシ] ☆
ということはゴールデンウイークやシルバーウイークに株365三昧を出来るわけですね。

★ 【小次郎講師】 ★
だね。3つめの特徴は取引時間がほぼ24時間取引ということ。朝8時半に取引が開始し、翌朝6時まで(冬時間だと5時まで)取引が出来る。ちなみに、日経225先物は9時から15時15分まで日中取引があり、その後夜間取引が16時半から翌朝3時までの取引となる。

☆ [ムサシ] ☆
なるほど、夕方に一度休憩があるんですね。しかも終わるのが早い。

★ 【小次郎講師】 ★
実は大証の取引時間も7月19日から延長になる。日中取引が8時45分から15時15分。夜間取引が16時半から翌5時半まで、と変更になる。

☆ [ムサシ] ☆
株365に負けじと延長したんですね。

★ 【小次郎講師】 ★
だね。でも夕方の15時15分から16時半までは取引が出来ないことは変わりない。この時間帯はヨーロッパで取引が始まる時間帯で実は価格がよく動く。この時間帯に取引が出来ないのはもったいないのだが、日経225先物は取引時間改訂後もここは変わらないのだよ。

☆ [ムサシ] ☆
残念。

★ 【小次郎講師】 ★
その他では配当のあるなしが大きい株式を持つと配当を貰えるというのが醍醐味だが、日経225先物を取引しても配当はもらえないよね。それが株365では貰えるのだよ。

☆ [ムサシ] ☆
信じられない。指数取引なのに配当が貰えるんですか?

★ 【小次郎講師】 ★
もちろん、正式な配当ではない。配当相当額という言い方をするが、例えば、日経225に採用されている銘柄の配当額を元に、株365の日経225を取引している人には配当相当額が貰える。

☆ [ムサシ] ☆
すごい。それは魅力ですね。

★ 【小次郎講師】 ★
ただ、これは喜んでばかりはいられない。その配当相当額は誰が支払うかと言うと、そのとき売っている人が支払う。だから買っている人にとってはメリットだが、売っている人にとってはデメリットとなる。

☆ [ムサシ] ☆
売方不利ですね。

★ 【小次郎講師】 ★
そうとは言えない。株式の配当落ちのように、株365でも配当が貰える期限となる日を過ぎると売られやすい。ということは実は買方も売方も平等に出来ている。

☆ [ムサシ] ☆
そうなんですね。

★ 【小次郎講師】 ★
下に日経225先物取引との比較をまとめた。

  株365日経225 日経225先物取引ミニ
取引所 東京金融取引所 大阪取引所
取引単位 日経平均×100円 日経平均×100円
取引期限 なし 約3ヶ月
配当 あり(配当相当額) なし
金利相当額 あり なし
取引時間 8時半から翌6時(冬時間は5時) 日中:9時から15時15分

夜間:16時半~翌3時

値段の刻み 1 5
休日 土日・元旦のみ 土日祭日・元旦

☆ [ムサシ] ☆
金利相当額ってなんですか?

★ 【小次郎講師】 ★
株365では買方が金利相当額を支払い、売方が受け取る。しかし、配当に比べると微々たるものなので、やはり買方が受け取るものが多く、売方は支払うものが多くなる。

☆ [ムサシ] ☆
でもそれを含めて売方・買方平等なんですよね?

★ 【小次郎講師】 ★
そうだ。とすると、くりっく株の日経225と日経225先物の大きな違いは以下のとおり

【くりっく株365と日経225先物の大きな違い】

①   取引期限、株365は期限なし、日経225先物はあり

②   祭日の取引、株365は取引出来る、日経225先物はお休み

☆ [ムサシ] ☆
これは大きな差ですね。

★ 【小次郎講師】 ★
そしてここに新たに大型銘柄NYダウが加わることとなった。

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