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【第68回】 第11部 「スワップ金利狙いの投資に関して」

2016.04.22掲載

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

こんにちは。助手のムサシです。

 

★ 【小次郎講師】 ★
今回からいよいよ第11部。投資リテラシーについて語る。

【1、投資リテラシー】

☆ [ムサシ] ☆
投資リテラシーですか、「リテラシー」って言葉は最近よく耳にしますがどういう意味でしたっけ?

★ 【小次郎講師】 ★
別の言葉で言えば「投資教育」ってことに似ているが、リテラシーと言うと、それを正しく理解し使いこなせるかが問われている。コンピューターリテラシーが高いと言うと、コンピューターに詳しく、それを使いこなせる技術と能力を身に付けているということだ。

☆ [ムサシ] ☆
なるほど、投資の勉強をするだけでなく、それを見事に使いこなせる能力のことですね。それは興味あります。

★ 【小次郎講師】 ★
残念ながら日本人は投資リテラシーが低い。

☆ [ムサシ] ☆
低いんですか、他の国と比べて。

★ 【小次郎講師】 ★
だって投資の授業が義務教育の中にないでしょ?お金の勉強も学校ではほとんどない。

☆ [ムサシ] ☆
確かに。

★ 【小次郎講師】 ★
日本ではいつからか、お金の話をするのは卑しいことだというような風潮が出来て、お金儲けの話というだけで、色眼鏡で見られるようになった。

☆ [ムサシ] ☆
確かに。海外は違うんですか?

★ 【小次郎講師】 ★
海外ではお金の勉強が大事だということはみんなわかっている。わかっているからみんな勉強している。

☆ [ムサシ] ☆
それで日本では投資教育が遅れているんですね。

★ 【小次郎講師】 ★
そのとおり。ところが投資がますます必要な時代になった。安部さんは「貯蓄から投資へ」という政策をはっきりと取っている。

☆ [ムサシ] ☆
そうですね。NISAなんて代表例ですね。

★ 【小次郎講師】 ★
それにも関わらず投資リテラシーが低いので、みんな陥る必要の無い落とし穴に陥って、苦労している。

☆ [ムサシ] ☆
なるほど。

【2、スワップ金利の誤解】

★ 【小次郎講師】 ★
最近もこんな例があった。FX取引のことだ。FX取引には通貨ペアの上がる下がる以外にスワップ金利というものがある。

☆ [ムサシ] ☆
FXでは価格変動による利益の他に、銀行預金のようにスワップ金利が貰えるんですね。

★ 【小次郎講師】 ★
誤解のないように付け加えておくが、スワップ金利は払いになることもあるぞ。

☆ [ムサシ] ☆
そうでした。日本は今金利が低いので、高金利通貨を買うと金利がもらえるんですね。

★ 【小次郎講師】 ★
そのため、スワップ金利狙いという投資法が盛んだ。スワップ金利の高い通貨ペアの売買バランスを見ると、日本人は常に9割が買っている。これは異常なことだ。

☆ [ムサシ] ☆
スワップ金利を狙っての売買ですから、常に買いで普通じゃないですか?

★ 【小次郎講師】 ★
投資リテラシーその1、スワップ金利が貰える通貨ペアは下がりやすい。覚えとけ。

【投資リテラシーその1】
スワップ金利が貰える通貨ペアは下がりやすい

☆ [ムサシ] ☆
そうなんですか?

★ 【小次郎講師】 ★
高金利というのはその国がインフレ状態にあるのでそうなる。インフレということは通貨の価値が下がっていく状態。スワップ金利が貰えると喜んでいると価格変動でそれ以上に損してしまう。一般投資家が誤解しているのは価格が上がるか下がるかはヒフティヒフティ。それならスワップ金利がもらえる分だけ高金利通貨の取引は得という考え方。

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