皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

こんにちは。助手のムサシです。

 

★　【小次郎講師】　★
今回のシリーズのテーマ「人気のないところにエッジの発生する仕組み」。前回宿題があった覚えているかな？

☆　[ムサシ]　☆
覚えていますが、さっぱりわかりません。

★　【小次郎講師】　★
この連載もどんどん上級者向けになっている。今までは誰でも聞けば分かる話だったが、これからは分かる人には分かる、分からない人には分からないという話だ。

☆　[ムサシ]　☆
そんな無茶な。誰にでも分かることを話してください。最高レベルの話を誰でも分かるように解説出来るというのが講師の売りでしょう？

★　【小次郎講師】　★
知らん。

☆　[ムサシ]　☆
そんなこと言いますか？無責任な。

★　【小次郎講師】　★
まあ、分かりやすく解説していくが、それでも初心者にはわかりづらいことが出てくる。経験が少ないからね。しかし、こういう話を頭の片隅に入れておくことがとても大事。やがて、このことかと、気がつく。どこかでそういう話が聞けるコラムがあってもいいだろう。

☆　[ムサシ]　☆
なんかすごい連載になってきましたね。

★　【小次郎講師】　★
すごい連載なんだよ。もう60回を超えているんだからね。それではそろそろ本題に行こう。

【１、先週の課題】

★　【小次郎講師】　★
まず、ケース１ではいずれに賭けてもエッジがないことがわかった。
【ダーツの賭け、ケース１】
・1人1万円を賭けてダーツで勝負をします。
・均等に分けられたABCDのゾーンのいずれかに賭けてください。
抽選で選ばれた1人がダーツを投げます。しかし、その時ダーツの的は高速で回転しており、どこかのゾーンを狙うことは不可能です。
・ダーツが当たったゾーンに賭けていた人たちで、全体の掛け金を均等に分配します。
・但し20％の確率でダーツが的に当たらないことがあります。この場合は賭け金は全て没収されます。

☆　[ムサシ]　☆
ですね。20％もダーツから外れるのですから、エッジがないですからね。

★　【小次郎講師】　★
で宿題はケース２だ。

【ダーツの賭け、ケース２】
・1人1万円を賭けてダーツで勝負をします。
・均等に分けられた長澤まさみ、上戸彩、深田恭子、山田花子ゾーンのいずれかに賭けてください。
・抽選で選ばれた1人がダーツを投げます。しかし、その時ダーツの的は高速で回転しており、どこかのゾーンを狙うことは不可能です。
・ダーツが当たったゾーンに賭けていた人たちで、全体の掛け金を均等に分配します。
・但し20％の確率でダーツが的に当たらないことがあります。この場合は掛け金は全て没収されます。

★　【小次郎講師】　★
やはり参加者は100人。いずれかに賭けるとエッジがありやなしや？

☆　[ムサシ]　☆
文語で言われても！前回も言いましたが、ありませんよ。だって、4人のかわいこちゃんの写真を貼っただけでしょ？ケース１となんら変わりない。

★　【小次郎講師】　★
4人のかわいこちゃん？

☆　[ムサシ]　☆
あ、3人のかわいこちゃんと1人のおばさん。

★　【小次郎講師】　★
山田花子に怒られるぞ。ま、それはおいといて、100人の人がどこへ賭けたか。結果報告しよう。
長澤まさみ30人、上戸彩30人、深田恭子30人、山田花子10人。

☆　[ムサシ]　☆
まあ、当然、そうなるでしょうね。

★　【小次郎講師】　★
ABCDのゾーンはどこに賭けてもダーツが当たる確率は同じ。どうせ同じなら自分の好きな子に賭けようとするのは人情。

☆　[ムサシ]　☆
でしょうね。

★　【小次郎講師】　★
ここにエッジの発生の仕組みがある。

☆　[ムサシ]　☆
え？人気の子にエッジが出てくるんですか？AKBの総選挙みたいに、勝てばセンターに立てるってのは確かに大きなエッジですね。

★　【小次郎講師】　★
それは関係ない！まあ、あせるなあせるな。ではまず、それぞれのトレードエッジを計算しよう。まずは、長澤まさみ、上戸彩、深田恭子に賭けた場合。この3人は同条件だ。公式はこうだったね。
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