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【第40回】 第7部 補足2 「取引銘柄の決め方」

2015.09.11掲載

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

助手のムサシです。

 

★[小次郎講師]★
本日は「取引銘柄の決め方」

☆[ムサシ]☆
重要ですね。

  【1、タートルズ流銘柄選び】

★[小次郎講師]★
タートルズはありとあらゆる銘柄を取引した。株式・債券・先物取引・金利・為替等だ。

☆[ムサシ]☆
基本的になんでもやると?

★[小次郎講師]★
ウォッチする銘柄は多ければ多いほどいい。
但し、除外する条件がある。除外する条件は以下のとおり。

☆[ムサシ]☆
なるほど。この除外条件に該当しないものだったら何でもやるということですね。

★[小次郎講師]★
値段が動く取引だったら何でもやるくらいの姿勢だ。
さて、ひとつずつ、解説しよう。
①流動性がない市場及び銘柄。
まず、流動性とはなんのことだったかな?

☆[ムサシ]☆
取引が常に活発に行われているかどうかのことですね。

★[小次郎講師]★
そうだね。株式では出来高などと言われるものだ。これが常に豊富になければいけない。

☆[ムサシ]☆
流動性がないとどうなるんですか?

★[小次郎講師]★
投資家が買いたいときにその値段で買える、売りたいときにその値段で売れるというのが流動性がある市場。
流動性がないと、買おうと思えば上がり、売ろうと思えば下がるとなる。
これ、勘違いしないでほしい。
買った後に上がる、売った後に下がるというのはうれしいこと。
しかし、買おうと思えば上がるというのは高い値段で買わされること。売ろうと思えば下がるというのは安い値段で売らされること。
これは不利な取引につながる。

☆[ムサシ]☆
買いたいと思ったとき、その値段で売りたいという人がいなければ価格はどんどん上がっていきますからね。
売りも同様ですね。売りたいと思ったとき、買いたい人がいなければ価格はどんどん下がっていきます。そうならないために流動性が必要なんですね。

★[小次郎講師]★
そのとおり。
②ボラティリティが低い市場及び銘柄はやらない。
ボラティリティとはなんだったかな?

☆[ムサシ]☆
価格変動の大きさかと。

★[小次郎講師]★
だね。どんなにトレードの上手い名人でも価格変動がなければ利益を上げることは出来ない。
上でも下でもいいから動くことが大事だ。
特にトレンドフォローの投資家にとっては価格変動の大きさこそ生命線。

☆[ムサシ]☆
でしょうね。

★[小次郎講師]★
続いて
③買いしか出来ない市場及び銘柄
とは、例えば株式市場。

☆[ムサシ]☆
そうですか、ではタートルズは株はやらないんですね?

★[小次郎講師]★
現物株はやらない。
でも信用取引には売りがあるし、株式には日経225のように先物取引もある。

☆[ムサシ]☆
なるほど。買いしか出来ない銘柄は除外ということは、やはり売りも出来なければチャンスが半減ということですかね?

★[小次郎講師]★
そうだね。
基本的には相場は上がることもあれば、下がることもある。
上げを買いで取り、下げを売りで取るというのが投資家の正しい姿勢。
しかも、買いと売りを比較するとやや売りの方に分がある。

☆[ムサシ]☆
そうなんですか?買いの方が安全な気がしますが。

★[小次郎講師]★
何故?

☆[ムサシ]☆
買いは0円まで下がるってのが限度ですが、売りはどれくらい損するか分からない。
青天井です。

★[小次郎講師]★
青天井、懐かしいことばを聞いた。
青天井とは、天井知らず、果てしなく上がっていく相場のことだね。

☆[ムサシ]☆
はい。2000円で買った銘柄の損は2000円が最大。
ところが2000円で売った銘柄は5000円になれば3000円の損、1万円になれば8千円の損となります。

★[小次郎講師]★
ということで買いの方が安全だと。

☆[ムサシ]☆
はい。

★[小次郎講師]★
甘い。上げは…

・・・
・・・
・・・

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