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【第4回】 「MACD!」 前編

2014.06.06掲載

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

助手のムサシです。

 

【MACDの巻(まき)上】

★[小次郎講師]★
本日は「MACD」の前編。
MACDはマックディと呼ぶ。知ってるかな?

☆[ムサシ]☆
もちろんです。
読者の皆さん、「エムエーシーデー」なんて言っている と田舎もんて馬鹿にされちゃいますよ。

★[小次郎講師]★
馬鹿にはされない!が、マックディってなんか響きがいいよね。
テクニカル指標の中で名前がかっこいいランキング1位だ。
そのMACD、正式名称は
「Moving Average Convergence Divergence」。
日本後に訳すと「移動平均線くっついたり離れたり分析!」

☆[ムサシ]☆
くっついたり離れたり分析!?

★[小次郎講師]★
名前を理解しただけで、もうMACDの本質が見えてきた。
MACDは、移動平均線を改良したもの。
どうやって分析するかというと二本の移動平均線がくっついたり離れた りするのを見て分析する。

☆[ムサシ]☆
さっぱりわかりません。

★[小次郎講師]★
まあ、あせるな。

【MACDの3本の線】

★[小次郎講師]★
MACDはチャートの下に別枠を設けて表示するオシレーター系指標。
オシレーター系指標というと、すぐに「買われすぎ売られすぎ」をあら わす逆張り用の指標と勘違いされるが、MACDは移動平均線の改良型な ので、移動平均線同様トレンド系の指標と言った方がいい。

☆[ムサシ]☆
トレンド系?

★[小次郎講師]★
トレンドがあるときに有効な指標(=テクニカル分析)のことだ。
前ページの図を見てもらえばわかるが、3本の線から出来ている。

☆[ムサシ]☆
折れ線2つと棒グラフが1つですね。

★[小次郎講師]★
この折れ線が「MACD」という名の線と「シグナル」という 名の線、そして棒グラフが「ヒストグラム」
まずはこの名称を覚えよう。

☆[ムサシ]☆
うーん、めんどくさい。どうしてマックA、マックB、マックCって名前 にしなかったんだろ。

★[小次郎講師]★
知らん!
この中でヒストグラムは別物。大事なのはMACDとシグナル。
本日は「MACD」という指標の中の「MACD」という名の線について 解説したい。

☆[ムサシ]☆
待ってました。MACDの中のMACD。男の中の男って感じですよね。
ミスターMACDって呼んでいいですか!?

★[小次郎講師]★
(無視)

★[小次郎講師]★
・・・まずは、テクニカル指標を勉強するときの小次郎講師流5原則!

★[小次郎講師]★
例によって、この順番で説明していく。

【MACDの中のMACD】

★[小次郎講師]★
毎回MACDの中のMACDと呼ぶのは呼びにくいのでテクニカル指標の 名前を「MACD」。
線の名前は「マックディ線」と使い分ける。どっちのことを話してるか わかりやすいからね。

☆[ムサシ]☆
了解。

【1.計算式を覚える】

★[小次郎講師]★
まずは計算式

★[小次郎講師]★
どうだ難しいか?

☆[ムサシ]☆
意外と簡単ですね。

★[小次郎講師]★
ただし、この移動平均線は指数平滑移動平均線。

☆[ムサシ]☆
あちゃ。難しい。

★[小次郎講師]★
指数平滑移動平均線とは直近のデータに比重をおいた移動平均線のこ と。移動平均線の変形のひとつ。
ただ、ゴールデンクロスが買いサインとか、デッドクロスが売りサイン とかいう移動平均線の考え方は変わらない。

【2、計算式の意味を理解する、そして3、どこを見ているかを知る】

☆[ムサシ]☆
とりあえず、2本の移動平均線の差がマックディ線ということが重要な のですね。

★[小次郎講師]★
そういうこと。
12日26日というのは変更可能なパラメーターだが、MACDではこの数 値が基準。
まずは当面、この数値は変える必要がないと思っていい。ということで マックディ線は12日移動平均線と26日移動平均線の間隔を見ている。
ここがポイント。わかるかな?

☆[ムサシ]☆
わかりますが、その間隔を見て何がわかるんですか?

★[小次郎講師]★
勘の鈍いやつだな。
じゃあ、マックディ線がゼロをつけたとする。
このことの意味はどういうことだ?



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