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【第31回】 「 R S I 」 後編

2015.07.10掲載

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

助手のムサシです。

 

★[小次郎講師]★
本日はRSIの続き、相対力指数と呼ばれるワイルダー氏の作成したテクニカル指標はオシレーター系の代表選手。

☆[ムサシ]☆
オシレーター系の指標というのはチャートの下に別枠でグラフを描いているものですね。

★[小次郎講師]★
そもそもは地震の震度計のように、振幅を測るもの。
通常0から100とか-100から+100までを推移するものが多い。

☆[ムサシ]☆
なるほど、震度計と思えばわかりやすいですね。

★[小次郎講師]★
一般的には買われすぎ・売られすぎを示す指標と言われるが、これは正直騙しが多い。
もうすこしそこら辺を詳しく説明したい。

☆[ムサシ]☆
お願いします。

  【1、買われすぎ売られすぎを示す指標?】

★[小次郎講師]★
一般的には70以上が買われすぎ(=売りサイン)、30以下が売られすぎ(=買いサイン)と言われるがそのことが間違いであることは前回説明した。
70以上というのは買いに勢いがある状態で、上昇トレンドでは70以上をしばしば付ける。
但し、買われすぎではなく、さらにどんどん上昇していくことが多い。

☆[ムサシ]☆
ですね。

★[小次郎講師]★
下降トレンドも同様に、30以下をしばしば付ける。
売られすぎではなく、さらにどんどん下降していく。

☆[ムサシ]☆
なるほど。

★[小次郎講師]★
では30以下が売られすぎ、70以上が買われすぎとして働くのはどんなときかと言うと、もみあい相場の時である。
しかし、上記図を見てもらえばわかるように、もみあい相場中に70以上、30以下を付けることは滅多にない。
とすると、この70以上は買われすぎ、30以下は買われすぎということを有効活用出来ない。

☆[ムサシ]☆
使えないですね。

  【2、トレンドがあるときのRSIの使い方】

★[小次郎講師]★
近年、コンスタンス・ブラウンという名のプロフェッショナルトレーダーが、こう見抜いた。
RSIは0から100を動くわけではないと。

☆[ムサシ]☆
というと?

★[小次郎講師]★
まずはもみあい相場時は30から70の間を行き来する。

☆[ムサシ]☆
上図を見るとそんな感じですね。

★[小次郎講師]★
そして、上昇トレンド時は40から90の範囲で動き、下降トレンド時は60から10の範囲で動く。

☆[ムサシ]☆
なるほど、上昇トレンド時は40から90の範囲で動いてますね。

★[小次郎講師]★
下降トレンドのときには60から10の間を動く。

☆[ムサシ]☆
確かに。

★[小次郎講師]★
そしてブラウン氏は上昇トレンドでは、40から50の間が支持帯となり、下降トレンドでは50から60が抵抗帯になることを発見した。

☆[ムサシ]☆
なるほど。

★[小次郎講師]★
ということは、、、

・・・
・・・
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