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【第28回】 「移動平均線大循環分析」 16時間目

2015.05.29掲載

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

助手のムサシです。

 

★[小次郎講師]★
本日は大循環分析の16回目。いよいよ大循環分析も上級編に入る。

☆[ムサシ]☆
ついに上級編ですか。楽しみです。

  【1、大循環分析は3つのGCと3つのDCで出来ている!】

★[小次郎講師]★
すでにムサシ君は気づいていると思うが移動平均線大循環分析は3つのゴールデンクロスと3つのデッドクロスから出来ている。
ここをしっかりと理解することが上級編の入り口だ。

☆[ムサシ]☆
意識したことはないですが、そうでしょうね。

★[小次郎講師]★
わかりやすく説明するためにステージ4の大底から説明する。

☆[ムサシ]☆
了解。

★[小次郎講師]★
ステージ4は安定下降相場。
その下降が底を打って短期線と中期線がクロスするのがステージ5への移行。

☆[ムサシ]☆
つまり5日移動平均線と20日移動平均線のゴールデンクロスですね。

★[小次郎講師]★
そういうこと。
日足で意味合いを説明すると、過去1ヶ月内の買方の平均損益がマイナスからプラスに転じたということ。

☆[ムサシ]☆
なるほど。それは重要だ。

★[小次郎講師]★
ステージ5から6への移行は短期線と長期線のクロス。

☆[ムサシ]☆
つまり5日移動平均線が40日移動平均をゴールデンクロスする。

★[小次郎講師]★
意味合いは過去2ヶ月内の買方の平均損益がマイナスからプラスに転じたということ。

☆[ムサシ]☆
なるほどなるほど。

★[小次郎講師]★
ステージ6からステージ1への移行は中期線と長期線のクロス。

☆[ムサシ]☆
つまり20日移動平均線が40日移動平均線をゴールデンクロスすること。

★[小次郎講師]★
意味合いは大局トレンドが売りから買いに転じたということ。
この3つのゴールデンクロスを経てステージ4で下から短期線・中期線・長期線という並び順だったものが、ステージ1で上から短期線・中期線・長期線という並び順に入れ替わる。

☆[ムサシ]☆
なるほど、確かに3回のゴールデンクロスを経て、ステージ4からステージ1へ移行していますね。

★[小次郎講師]★
だろ。
ステージ1からステージ4までの変化はこの逆。
まず、短期線と中期線がデッドクロスしてステージ2へ。

☆[ムサシ]☆
つまり5日移動平均線と20日移動平均線がデッドクロスする。
つまり1ヶ月間の買方がプラスからマイナスへ。

★[小次郎講師]★
そういうこと。
そして、短期線が長期線とデッドクロスしてステージ3へ。

☆[ムサシ]☆
つまり5日移動平均線と40日移動平均線がデッドクロス。
2ヶ月間の買方がプラスからマイナスへ。

★[小次郎講師]★
そして最後に中期線が長期線とデッドクロスしてステージ4へ。

☆[ムサシ]☆
つまり20日移動平均線と40日移動平均線がデッドクロス。
大局トレンドが買い時代から売り時代へと転換。

☆[ムサシ]☆
確かに3回のゴールデンクロスと3回のデッドクロスで出来てますね。

  【2、仕掛けのサインと仕切りのサインを区別せよ】

★[小次郎講師]★
たとえば移動平均線の2本使いだと、5日移動平均線と20日移動平均線などというのが代表的パラメーター。
このふたつがゴールデンクロスすると買いサインなどと言われるが、新規の買いサインと思うと、ダマシがいっぱいある。
しかし、利の乗った売りを手じまうサインだと思うとなかなか有効なサインとなる。

☆[ムサシ]☆
なるほど。

★[小次郎講師]★
つまり大循環分析には3つの買いの仕掛け時と3つの売りの仕掛け時がある。
これはひとつには手じまいと仕掛けを区別するためにある。
たとえば、移動平均線の2本使いでは買いの仕掛けポイントはどこだ?

☆[ムサシ]☆
ゴールデンクロスですかね。

★[小次郎講師]★
ではその買いを手じまいするのはどこだ?

☆[ムサシ]☆
手じまいポイントですか、強いていえばデッドクロスでしょうね。

★[小次郎講師]★
では売りの仕掛けポイントは?

☆[ムサシ]☆
デッドクロス。

★[小次郎講師]★
ではその売りの手じまいポイントは?

☆[ムサシ]☆
ゴールデンクロス。

★[小次郎講師]★
するとゴールデンクロスは買いの仕掛け時であり、売りの手じまい時であるということになる。
手じまいポイントと仕掛けポイントは果たして一緒でいいのか?

☆[ムサシ]☆
考えたことないです。難しいです。

★[小次郎講師]★
それを考えるために…



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