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【第20回】 「移動平均線大循環分析」 8時間目

2015.02.06掲載

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

助手のムサシです。

 

★[小次郎講師]★
本日は大循環分析の8回目。
大循環分析の上級編であり極意に当たる「三次元分析」の3回目となる。

☆[ムサシ]☆
よろしくお願いします。

  【1、三次元分析】

★[小次郎講師]★
何度も復習するが、三次元分析とは、その名のとおり、3つの視点で3本の移動平均線を分析する上級者向け分析法。
その3つとは「線の並び順」「線の傾き」そして「線と線の間隔」。

☆[ムサシ]☆
そこまではよく理解しました。

★[小次郎講師]★
「線の並び順」での分析がいわゆる「ステージ」というもの。
ステージを見れば現在の状況が分かり、どう対応するべきかがわかる。
そして前回から「線の傾き」での分析を説明しているが、その線の傾きとステージとを組み合わせることで、「試し玉」「早仕掛け」などの仕掛け時が見えてくる。

☆[ムサシ]☆
これはとても重要ですね。

★[小次郎講師]★
そして本日は線の傾きのもうひとつの役割を解説しよう。
それは「線の傾きがステージの移行を見抜く」というセオリー。

  【2、線の傾きがステージの移行を見抜く!】

☆[ムサシ]☆
線の傾きがステージの移行を見抜く!?どういう意味ですか?

★[小次郎講師]★
図で見てもらった方がわかりやすいと思う。

★[小次郎講師]★
この二つのチャートはどちらもある時期、安定上昇のステージ1だったものが、やがて力を弱めていったときのチャート。

☆[ムサシ]☆
なるほど。
確かに中盤では上から短期・中期・長期という並び順でステージ1安定上昇の形ですね。

★[小次郎講師]★
ステージ1は通常その後ステージ2、ステージ3と変化していく。

☆[ムサシ]☆
短期線がまずは中期線とクロスしてステージ2へ、そしてその後、短期線が長期線まで下抜けてステージ3となるわけですね。

★[小次郎講師]★
そのとおり。
そして、図1ではその流れのとおりステージ2、ステージ3と推移している。緑の丸と赤の丸の部分に注目してくれ。
緑の丸はステージ1からステージ2へのクロス。

☆[ムサシ]☆
短期が中期を上から下へクロスしてますね。

★[小次郎講師]★
赤の丸はステージ2からステージ3へのクロスを表す。

☆[ムサシ]☆
短期が今度は長期を上から下へクロスしてますね。

★[小次郎講師]★
これが典型的な上昇トレンドが破綻して、下降トレンドに移行するパターン。
最後に中期と長期がクロスしてステージ4となり安定下降の時代へと移る。

☆[ムサシ]☆
確かに。

★[小次郎講師]★
ところで図2では、その移行がうまくいっていない。

☆[ムサシ]☆
そうですね。
緑丸の部分ではステージ1からステージ2にきれいに移行しているんですが、赤丸のところのステージ3への移行が失敗していますね。

★[小次郎講師]★
その結果、価格はまた上昇を始め、再度ステージ1へと戻ってしまった。

☆[ムサシ]☆
これは上昇過程の押し目のパターンですね。

★[小次郎講師]★
このふたつを見分けることが大事だと思わないかい。

☆[ムサシ]☆
このふたつというのは上昇トレンドが終わって下降トレンドにどんどん移行していくパターンと、いったん終わったかと思った上昇トレンドに再度戻るパターンとですね。
それが見分けられれば最高ですが、そんなこと出来るんですか?

★[小次郎講師]★
ということで、図1と図2の緑丸、赤丸のところをじっくりと見比べてごらん。
なにか違いはないかな?

☆[ムサシ]☆
うーん、難しいです。

★[小次郎講師]★
どちらもある時期、安定上昇のステージ1だった。

☆[ムサシ]☆
上から短期・中期・長期という並び順で3本の線が右肩上がりでしたね。

★[小次郎講師]★
この安定上昇が終わると、まず短期移動平均線が下降してくる。そして中期線とまずクロスする。

☆[ムサシ]☆
ですね。

★[小次郎講師]★
このときの中期線に注目してごらん。
中期線の傾きはどうなってる?

☆[ムサシ]☆
えーと、、、



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