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【第18回】 「チャート分析で読み解く今市場で何が起こっているか?」 (2015.9.25分析)

2015.09.28掲載

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

助手のムサシです。

 

★[小次郎講師]★
さて、中国の不安から飛び出した世界同時株安はまだまだ続いている。
ギリシャ問題、難民問題にフォルクスワーゲン(VW)問題まで飛び出し、弱り目に祟り目と言ったところ。
株式のアナリストはちょっと株が上昇するともう問題解決、これからは安定上昇、などと言い出すが、一度壊れた相場はそう簡単に立ち直らない。
これからも余震が続くので気を付けよう。

☆[ムサシ]☆
了解です。

★[小次郎講師]★
さて、本日はその世界同時株安が生んだ異常事態のひとつ、金と白金の価格差大逆転の解説をし、さや取りの注意点を話したい。

☆[ムサシ]☆
価格差大逆転?

★[小次郎講師]★
金と白金の比価と言ってね。金価格と白金価格は常に比較される。
通常は白金の方が金より高い。なぜなら圧倒的に白金の産出量が金より少ないからだ。

☆[ムサシ]☆
金も少ないですが、白金はさらにさらに希少性がありますね。

★[小次郎講師]★
コンサートのチケットなどで圧倒的に取りにくい人気チケットをプラチナチケットと呼ぶのはこの希少性のため。
ゆえに希少価値のより高い白金が金より高値になるのはよくわかる。

☆[ムサシ]☆
ですね。

★[小次郎講師]★
ところが金と白金はあくまで個別の理由で上がったり下がったりするので、時に、白金が売られ続けて金が買われ続けるなどというとき、金価格と白金価格が逆転する。
しかし、それは一時的で、最終的には定位置である白金高に戻るということを繰り返してきた。

☆[ムサシ]☆
なるほど。

★[小次郎講師]★
上の図は2000年から2014年までの金と白金の比価。
見てもらったらわかるようにこの間白金が金より安くなったのは2011年と2012年の2回だけ。
しかもその後修正されて、白金が金より高くなっていっているのがよくわかる。

☆[ムサシ]☆
確かに。

★[小次郎講師]★
今度は直近のチャートを見てみよう。

☆[ムサシ]☆
わあ、また白金と金価格が逆転しているんですね。しかも随分派手に逆転しています。

★[小次郎講師]★
だね。金価格と白金価格が700円以上も逆転しているのは私が知る限り過去最高だ。

☆[ムサシ]☆
ということはさや取りのチャンスですね。「白金買い、金売り」の。

★[小次郎講師]★
確かに。過去最高の価格逆転は過去最高のさや取りチャンスと言える。
しかしいくつか注意ポイントがあるので、それを確認しよう。

☆[ムサシ]☆
お願いします。

★[小次郎講師]★
さや取りの注意事項は…

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