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【第14回】 「変化を感じよう!」 (2015.5.24分析)

2015.05.25掲載

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

助手のムサシです。

 

★[小次郎講師]★
さてさて、本日は変化を感じようという話。

☆[ムサシ]☆
変化ですか?

★[小次郎講師]★
大きなトレンドが変わるとき、その予兆を感じ取らなければいけない。
今日はその訓練。これからチャートを3つ出すから何のチャートか当ててご覧。



☆[ムサシ]☆
えーと、同じに見えますが違うチャートなんですね?

★[小次郎講師]★
もちろん。

☆[ムサシ]☆
チャート1はユーロ/ドルですか?後はちょっと・・・。
でもみんな似た動きをしていますね。びっくりです。

★[小次郎講師]★
チャート2は北海ブレント原油。チャート3はCRB指数。国際的な商品指数のこと。

☆[ムサシ]☆
商品指数ですか?

★[小次郎講師]★
だからチャート2とチャート3が似たような動きをするのはある意味当然。
指数の元となる要素に原油の価格が大きく関わっているからね。

☆[ムサシ]☆
ユーロ/ドルと、北海ブレント原油も動きが似ていますね。

★[小次郎講師]★
元々、ユーロ/ドルと原油価格は相関関係が高いのだが、その中でも北海ブレント原油はヨーロッパ向けの原油なので特に相関関係が高い。

☆[ムサシ]☆
ヨーロッパ向けなんですね。

★[小次郎講師]★
イギリスで採れる原油だからね。
原油の世界3大市場はアメリカ・ヨーロッパ・アジア。アメリカがWTI原油、ヨーロッパが北海ブレント原油、アジアがドバイ・オマーン原油。
日本の東京商品取引所で取り扱われている原油はドバイ原油なので、最近は東京原油ではなく、ドバイ原油と呼ぶようになった。

☆[ムサシ]☆
東京商品取引所で決まっている原油価格はドバイ原油なんですね。

★[小次郎講師]★
そうだ。まずは、ユーロ/ドルと北海ブレント原油の相関関係に注目してほしい。
昨年から今年にかけて大きく下落したのはユーロ/ドルと原油。実はここには大きな関係があった。

☆[ムサシ]☆
ということはFXをやっている人は原油のチャートを注目した方がいいですし、コモディティ(原油)を取引しいている人はユーロ/ドルのチャートをみておくといいということですね。

★[小次郎講師]★
そういうことだ。
このふたつのチャートがチャート上、底打ちを示している。

☆[ムサシ]☆
確かに。

★[小次郎講師]★
原油でいえば、1月に大底を付け、2月に戻り高値を付け、3月に再度下降した価格が1月の底を割れずに上昇。4月に新高値を付けている。

☆[ムサシ]☆
確かに安値切り上げ、高値切り上げの典型的底打ち、上昇波動を示していますね。

★[小次郎講師]★
これからの値動きに関しての予想はしない。
しかし、昨年までは長期の下降相場に揺らぎはなく、戻せば売っておけば大丈夫な展開がずっと続いていた。
その状況に変化が見られることだけはしっかりと頭に入れておこう。

☆[ムサシ]☆
チャートを見ただけで流れの変化は感じられますね。

★[小次郎講師]★
原油といえば、コモディティの代表商品。
ユーロ/ドルといえば、FXの代表通貨ペア、この二つが流れを変えたとしたら、ありとあらゆるところに影響が出てくる。

☆[ムサシ]☆
当然でしょうね。

★[小次郎講師]★
去年、その他の銘柄でどんなことが起こっていたか、その全てが今、変わりつつあるかもしれないと疑いの目で見なければいけないときに来ている。

☆[ムサシ]☆
なるほど。

★[小次郎講師]★
そして、ドル円は現在レンジにある。

☆[ムサシ]☆
随分長いもみあい相場になっていますね。
でもそろそろ終わりそうな気配も。

★[小次郎講師]★
ドル/円相場を過去から眺めて見ると、半年くらいもみ合っては動き出すというパターンの繰り返し。

☆[ムサシ]☆
ということはもうそろそろ動き出すと。

★[小次郎講師]★
いつ動き出してもおかしくない。

☆[ムサシ]☆
じゃあ早く買わなきゃ。

★[小次郎講師]★
そう短絡的に捉えてはいけない。

☆[ムサシ]☆
流れが変わるということは円高ですか?

★[小次郎講師]★
結論を急いではいけないよ。今…

・・・
・・・
・・・

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