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【第126回】カウンティングその3

2017.06.02掲載

 

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

こんにちは。助手のムサシです。

 

★【小次郎講師】★
さて、本日も「カウンティング」の続き。前回はカウント4について勉強した。このカウント4を見つけることで、本物の上昇トレンドと偽物の上昇トレンドが見わけられる。

☆【ムサシ】☆
すごく勉強になりました。ローソク足がどんどん上がっていても上昇トレンドになってないときがあるんだということがよくわかりました。

★【小次郎講師】★
本日はもっとカウンティングを深めていきたい。

☆【ムサシ】☆
了解です。

【1、ひと波動の法則】

★【小次郎講師】★
まずは前回の復習。

【法則①】
◇トレンド発生の法則
・上昇トレンドは+4を基本とする。+4が出現しない上昇は、まだ買方売方の勝負はついていない。
・下降トレンドは-4を基本とする。-4が出現しない下降は、まだ買方売方の勝負はついていない。

☆【ムサシ】☆
覚えました。

★【小次郎講師】★
つまり、トレンドの発生には明確なシグナルがあるということ。そのシグナルを探すことが大事。

☆【ムサシ】☆
それは大切な視点ですね。

★【小次郎講師】★
本日お教えするのは「一波動の法則」

☆【ムサシ】☆
ひと波動の法則!?そもそも一波動ってなんですか?

★【小次郎講師】★
上昇トレンドは波打ちながら上昇する。下降トレンドも同様。その上昇トレンドは推進波、訂正波、推進波、訂正波の繰り返しで上昇していく。

☆【ムサシ】☆
推進波?訂正波?

★【小次郎講師】★
上昇トレンドの中にも波があるということは上昇トレンド中にも上がる一波と下がる一波があることがわかる。上昇トレンド中の上がる一波を推進波と言い、下がる一波を訂正波とか調整波と言う。

☆【ムサシ】☆
すると下降トレンドでは下がる方が推進波で上がる方が訂正波ですね。

★【小次郎講師】★
だね。その推進波、訂正波をそれぞれ一波と呼ぶ。今回特に注目したいのは上昇トレンド中の上昇の一波。下降トレンド中の下降の一波。

☆【ムサシ】☆
推進波ですね。

★【小次郎講師】★
そうだ。その推進波は、以下の特徴を持つ。上昇トレンドの1波動は(原則)-4を含まない。下降トレンドの1波動は(原則)+4を含まない。

【法則②】
◇一波動の法則
・上昇トレンドの1波動は(原則)-4を含まない。
・下降トレンドの1波動は(原則)+4を含まない。

☆【ムサシ】☆
どういう意味ですか?

★【小次郎講師】★
上昇トレンドの1波の中には+4のローソク足がしばしばある。しかしもちろん+4だけではない。時に+2や0や-2も出る。

☆【ムサシ】☆
+3、+1、-1、-3ってのもありますよね?

★【小次郎講師】★
4つのカウントの中で同値のものがあったりすると、+3や+1が出てくる。-3、-1も同様。このように上昇トレンド中にも+4以外の数字が見受けられるが、-4だけは出現しない。下降トレンド中にも-4以外の数字が見受けられるが、+4だけは出現しない。これが原則。

☆【ムサシ】☆
原則ということは、絶対ではないんですね?

★【小次郎講師】★
相場の世界には絶対はない。特に実体が小さいローソク足、そういう足をコマ足と呼ぶがそういった小さな足で+4や-4が出ても参考記録にしかならなない。

☆【ムサシ】☆
あまり信用してはいけないという意味ですね。

★【小次郎講師】★
そうだ。正しいデータを提供してくれるのはある程度大きなローソク足だけだ。

☆【ムサシ】☆
了解しました。この法則をもう少し詳しく教えてもらえませんか?深い気はするのですが、よくわからない。



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