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【第146回】投資の基本 その2

2017.12.29掲載

 

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

こんにちは。助手のムサシです。

 

★【小次郎講師】★
さて、「相場の基本」シリーズ。まずは板の話から解説しているがその続きだ。
20171229小次郎

☆【ムサシ】☆
板って何で「板」って言うんでしょうね?

★【小次郎講師】★
これは簡単、昔は板に価格を書いていたからだよ。黒板のようなものだったんだろうね。注文が出るたびに成立した注文を消して、成立しない指値注文が出るとそれを書き加えてという作業を取引所の人がやっていたんだよ。

☆【ムサシ】☆
手作業ですか?取引所の人、大変ですね。

★【小次郎講師】★
よく考えてご覧。コンピューターのない時代から取引所はあった。ということは全て手作業でやっていたんだよ。この時代は日本でも「場立ち」という職業があったんだ。

☆【ムサシ】☆
なるほど、そうですね。講師はその時代から相場をしていたんですね?

★【小次郎講師】★
そうだ。

☆【ムサシ】☆
生きた化石ですね。

★【小次郎講師】★
馬鹿にするな。

☆【ムサシ】☆
いや、歴史の証人です。これからそういう人、どんどん少なくなるでしょうから人間国宝に推薦しておきます。

★【小次郎講師】★
いらん、この時代から相場をやっている投資家はいっぱいいるぞ、まだまだ現役だ。

【1、板寄せとザラバ】

★【小次郎講師】★
価格決定のメカニズムには板寄せとザラバがある。基本的には市場がオープンするときとクローズするときに価格を決める手法が板寄せ。一度始値が決まってしまうと、その後はザラバに移行する。

【板寄せとザラバ】
・板寄せ・・・始値と終値を決めるときに使う
たくさんの注文をあらかじめ集め、その中で一番多数が成立するひとつの価格を決める手法
・ザラバ・・・場中に価格を決める手法
注文時間順にひとつひとつ市場に注文を出し、成立・未成立を決めていく

☆【ムサシ】☆
大阪堂島商品取引所では前場一節とか前場二節とか言って全ての取引が板寄せなんですよね?

★【小次郎講師】★
よく知っているね。昔は場中も板寄せという取引所が多かったのだけど、どんどんザラバに移行していった。大阪堂島商品取引所は今では珍しい取引所になってしまった。だが堂島も今はザラバへの移行を検討している。

☆【ムサシ】☆
やはり時代はザラバなんですかね?

★【小次郎講師】★
それぞれメリットデメリットがあるが、市場がオープンしている間、いつでも売ったり買ったり出来るのがザラバ。板寄せは先ほどムサシ君が言ったように前場一節、前場二節・・・・、後場一節、後場二節・・・・、と決められた時間にしか価格が成立しない。

☆【ムサシ】☆
古き良き時代はそれで十分だったんですが、今ではそれではスピードが追いつかないわけですね。

★【小次郎講師】★
だね。今では板寄せは市場がオープンして始値を決めるときと、最後に終値を決めるときだけに使われる。東京証券取引所ではお昼休みがあるので、午前のスタート時、午前の終了時、午後のスタート時、午後の終了時と4回、東京商品取引所などでは日中取引のスタート時と終了時、夜間取引のスタート時と終了時に板寄せをする。ここではあらかじめ注文を集めておいて、その中で最大公約数の価格を決定する。

☆【ムサシ】☆
板寄せでの価格決定のメカニズムはわかりました。価格が決まったことで、どのように注文が成立していくのか?について、詳しく教えてもらってもいいですか?

★【小次郎講師】★
うん、良い観点だね。注文には常に優先順位というのがある。価格決定の優先順位「価格優先・時間優先の原則」を覚えておく必要がある。ここは随分と昔に教えたことはあるが、非常に重要なことのなので、もう一度おさらいしておこう。

☆【ムサシ】☆
価格優先、時間優先ですか?

【価格優先の原則】
・成行注文は指値注文より優先される
・指値が低い売り注文は高い売り注文より優先される
・指値が高い買い注文は低い買い注文より優先される
【時間優先の原則】
・同じ指値注文だったら注文受付時間が早いものが優先される

★【小次郎講師】★
これは板寄せでもザラバでも共通する考え方。このことを知っていなければトレードが不利になる。投資家の必須知識だが、ここら辺をきちんと教えてくれる人がいないので、知らない人が多い。

☆【ムサシ】☆
やはりきちんと勉強することが大切ですね。そのためにはこの講座がとても大切です。

★【小次郎講師】★
そのとおり。この原則を元に、朝一番、最大公約数となるひとつの価格が決まったら、その後はザラバに移行する。ザラバは注文受付順にひとつひとつの価格が成立していく。このときに板がとても有効になる。

☆【ムサシ】☆
ディトレードをする人などは板が重要だと必ず言いますね。



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