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【第94回】 ローソク足の基本その8

2016.10.20掲載

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

こんにちは。助手のムサシです。

 

 

 

★ 【小次郎講師】 ★
本日はローソク足の基本、「型」 の話の続き。転換を表すローソク足「寄引同事線」について。

☆ 【ムサシ】 ☆
お願いします。

【1、寄り引け同事線】小次郎20161018★ 【小次郎講師】 ★
始値(はじめね)と終値(おわりね)が同値のローソク足を「寄引(よりびけ)同事線」と言う。

☆ 【ムサシ】 ☆
ときに「寄引同(時)線」と書いているものもありますね。
★ 【小次郎講師】 ★
そうだね。いろいろと文献を調べているとどちらも同じくらい使われているからどちらが正しい、どちらが間違っているとは言いづらい。しかし、始値と終値が同じことを「同時」とは言うのはいかがかと思うので、「同事」の方が正しいのではないかと私は思っている。「同時」は時間が同じという意味だが、「同事」はふたつの事象に違いがないことを示す。

☆ 【ムサシ】 ☆
なるほど。ところで「寄引」というのはなんですか?
★ 【小次郎講師】 ★
「寄り付き」と「大引け」のこと。1日の市場の始まりを「寄り付き」と言い、終わりを「大引け」という。だから「寄引」は「よりびけ」と読むのが正しいが、これも最近「よりびき」などと読まれたりもしている。ちなみに、株式のように前場と後場があるものは前場の終了を「前引け(ぜんびけ)」と言い、後場のスタートを「後場寄り(ごばより)」などと言ったりする。

☆ 【ムサシ】 ☆
寄り付きと大引けですか、難しいですね。どこから来た用語ですか?
★ 【小次郎講師】 ★
吉原から来た言葉だ。

☆ 【ムサシ】 ☆
吉原って・・・あの遊郭の吉原ですか?
★ 【小次郎講師】 ★
そうだ。江戸時代、相場を張るような人間は遊郭に入り浸っていた。だから、相場用語には遊郭の用語が多い。

☆ 【ムサシ】 ☆
なるほど。今も変わりがないかも。
★ 【小次郎講師】 ★
「寄り付き」とは遊女にその日最初にお客さんが付くことを言った。「大引け」とはその遊郭が営業を終了し木戸を閉めることを言った。

☆ 【ムサシ】 ☆
「寄付(きふ)」とは関係ないんですね?僕はまた、昔は、市場の始まりはお金持ちの寄付からスタートするのかと思ってました。
★ 【小次郎講師】 ★
寄付(きふ)とは関係ない。その「寄り付き」が何故市場の用語になったかと言うと、市場において朝一番の売買は「板寄せ(いたよせ)」で決まる。当然、知っているよな?

☆ 【ムサシ】 ☆
確か、始まりと最後は板寄せ、その間はザラバで決まるとか?
★ 【小次郎講師】 ★
そのとおり。で、「板寄せ」とはどんな手法で「ザラバ」とはどんな手法かな?

☆ 【ムサシ】 ☆
そこまでは・・・。
★ 【小次郎講師】 ★
ここは大事だからきちんと知らなければいけない。「板寄せ」とはたくさんの注文を集めて、ひとつの価格を決める手法。たくさんの売りと買いの中、最大公約数の価格を決定してひとつの価格で決める。それが始値・終値になる。
☆ 【ムサシ】 ☆
それが何故「板寄せ」と呼ばれるんですか?
★ 【小次郎講師】 ★
株式などで売買注文を表示している画面を「板」って言うだろ?小次郎20161018-02☆ 【ムサシ】 ☆
あ、ディトレードなどをする人が注目しているあれですね。
★ 【小次郎講師】 ★
昔は価格を黒板に書いていた。その名残だ。で、たくさんの価格から、ひとつの価格に次第に寄せていくので板寄せと呼ぶ。

☆ 【ムサシ】 ☆
なるほど。それに対してザラバは?
★ 【小次郎講師】 ★
ザラバは注文ひとつひとつを順番に成立させていく手法。注文は注文を受け付けた時間に応じて順番が決まる。その順番でひとつずつ注文が出ていき、相手方と成立していく。それがザラバ。

☆ 【ムサシ】 ☆
ザラバの語源は?
★ 【小次郎講師】 ★
ムサシ君、ザラバは何語だと思う?

☆ 【ムサシ】 ☆
英語の雰囲気はしないので、ポルトガル語か、スペイン語か・・・・。
★ 【小次郎講師】 ★
これは日本語だよ。

☆ 【ムサシ】 ☆
日本語!?
★ 【小次郎講師】 ★
漢字で書くと「雑乱場」と書き、やがて「ザラバ」あるいは「ザラ場」と書かれるようになった。

☆ 【ムサシ】 ☆
そうですか。日本語だったんですか。知らなかった。

 
★ 【小次郎講師】 ★
ところでここまで説明すると1日の取引の中でいつが重要かがわかるだろ?



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