株式会社フジトミは投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

小次郎レポート

ピックアップコンテンツ

  • トレーダーズショップ
  • TOCOMスクエア
小次郎講師レポートTOP

【第65回】 第10部「人気のないところにエッジの発生する仕組み」

2016.04.01掲載

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

 

こんにちは。助手のムサシです。

 

 

 

★ [小次郎講師】 ★
「人気のないところにエッジの発生する仕組み」4回目。

☆ [ムサシ] ☆
ダーツの賭けの話、面白いですけど、これが投資とどう関係があるのかがよくわかりません。

★ [小次郎講師】 ★
まあ、ムサシ君のレベルではわからないだろうね。

☆ [ムサシ] ☆
そんな。

★ [小次郎講師】 ★
達人レベルの話になっているからね。ま、今はわからなくても、いずれ気づくことがあるかもしれない。とりあえず、話を進めよう。

☆ [ムサシ] ☆
よろしくお願いします。

【1、前回の復習】

324小次郎

【ダーツの賭け、ケース3】
・1人1万円を賭けてダーツで勝負をします。
・ABCのゾーンのいずれかに賭けてください。
・今回は参加者サービスとしてAゾーンを他のゾーンの2倍にしました。
・抽選で選ばれた1人がダーツを投げます。しかし、その時ダーツの的は高速で回転しており、どこかのゾーンを狙うことは不可能です。
・ダーツが当たったゾーンに賭けていた人たちで、全体の掛け金を均等に分配します。
・但し20%の確率でダーツが的に当たらないことがあります。この場合は掛け金は全て没収されます。

★ [小次郎講師】 ★
さて、この賭け、エッジを研究したら、実はBないしCに賭けると大変なエッジがあった。一見有利に思えるAには全くエッジがなかった。

☆ [ムサシ] ☆
それが、信じられません。BやCはケース1と全く同じ条件です。そしてケース1ではエッジがなかった。今回のケース3ではAが有利になったというだけ。BCは何も変わっていない。それなのに、有利になったAはエッジがなく、変わってないBCにエッジが出来るなんて。ミラクルですか?手品ですか?

★ [小次郎講師】 ★
ミラクルでも手品でもない。

☆ [ムサシ] ☆
たとえば、この結果を知って、みんながBCに賭けたとしたら、BCのエッジはどうなるんですか?

★ [小次郎講師】 ★
そのときは無くなる。このケース3でBやCが有利になるのはみんながBCに賭けないからだ。

☆ [ムサシ] ☆
ケース2の山田花子のケースと同じですね。みんなが山田花子に賭けないなら山田花子にエッジがある。山田花子にエッジがあるということを知ってみんなが山田花子に賭けてしまえば、そのエッジはなくなる。では僕は・・・一体どうしたらいいんですか?

★ [小次郎講師】 ★
あせるなあせるな。この実験には重要な投資の教訓がいっぱい隠されている。

☆ [ムサシ] ☆
たとえば?

★ [小次郎講師】 ★
自分で考えることが大事だぞ。たとえば、一見有利そうに思えるところにエッジはなく、一見不利そうに思えるところにエッジがあること。「人の行く裏に道あり、花の山」をまさに実践しているじゃないか。

☆ [ムサシ] ☆
確かにそうですが。それがどうしてそうなのかを知りたいんですよ。

【2、ケインズの美人投票論】

★ [小次郎講師】 ★
経済学者ケインズは投資を「美人コンテストの投票」と言った。但し、誰が一番美人と判断して投票するのではなく、誰がより多くの人から美人と判断され、投票されるかを推理するのが投資だと。

☆ [ムサシ] ☆
それはわかります。みんなが上がると思って買う銘柄が上がっていくわけですから。自分がどの銘柄が上がるかと考えるのではなく、みんながどの銘柄が上がると考えるかを読む必要があるということですよね。それは納得がいきます。

★ [小次郎講師】 ★
投資学者小次郎講師はこう言った。「投資は美人コンテストの投票」と。但し、誰が一番美人と判断して投票するのではなくて、誰がより多くの人から美人と判断されず、投票されないかを推理するのが投資だと。

☆ [ムサシ] ☆
わからないわからない。めちゃくちゃだ。ケインズの逆じゃないですか。

★ [小次郎講師】 ★
では、話を競馬に置きかえよう。小次郎講師はこう言った「競馬は美人コンテストの投票」と。但し、どの馬が一番強そうかを見た目で判断して投票するのではなくて、どの馬が、より多くの人から強そうに見えず、投票されないかを推理するゲームだと。

☆ [ムサシ] ☆
なるほど。これは・・・前回聞いた覚えがあります。勝つ確率は高いのに、人気のない馬がいいとかいう、そんな話だったかと。

★ [小次郎講師】 ★
だね。覚えていたか。ほとんどの競馬ファンが勝つ確率が一番高い馬を買う。これが間違い。勝つ確率が高くてもそれ以上に人気のある馬は駄目。

☆ [ムサシ] ☆
どういう理屈でしたっけ?

★ [小次郎講師】 ★
たとえば、JRAの取り分など考えずに、全てが馬券を買った人に還元されるという前提で考えてみよう。じゃないと話がややこしくなるから。

☆ [ムサシ] ☆
了解です。

★ [小次郎講師】 ★
ここに勝つ確率が60%の馬があったとする。ところが、人気がすごくて、馬券を買う人の80%がその馬を買うと考えてみよう。わかりやすく、1万人が100円ずつ出して馬券を買っていて、そのうち8000人がその馬を買っているみたいな感じだ。トレードエッジの計算をしてみよう。

☆ [ムサシ] ☆
了解です。

★ [小次郎講師】 ★
まず勝つ確率は

☆ [ムサシ] ☆
60%、ですね。

★ [小次郎講師】 ★
では負ける確率は?

☆ [ムサシ] ☆
40%、ここら辺は簡単。

★ [小次郎講師】 ★
負けたときの1回平均の損失は?

続きはFITSお客様用バックナンバーページよりPDFでご覧ください。

「小次郎講師レポートバックナンバー」ページへ
(ページパスワードはFITSログイン後のお知らせ画面に記載しています)

小次郎レポート

【ご注意】

  • ・本情報は、筆者の主観からなる情報の提供を目的にとしたものであり、勧誘を目的としたものではありません。
  • ・最終的な投資判断は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
  • ・本情報の利用により損失が発生した場合でも、当社による責任は負いかねます。
  • ・損失の補てんや利益の供給は法律で禁じられており、一切行うことはございません。
  • ・本レポートの著作権は筆者ならびに当社に帰属します。無断転載・転用等一切お断りします

ピックアップコンテンツ

  •