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【第116回】チャート分析の心得その3

2017.03.24掲載

 

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

こんにちは。助手のムサシです。

 

★【小次郎講師】★
さて「チャート分析の心得」本日は3回目、引き続きエッジについて勉強する。

☆【ムサシ】☆
いまさらですが、エッジとは英語で書くと『edge』でいいでですか?

★【小次郎講師】★
そうだが、突然どうした?

☆【ムサシ】☆
いや、気になって辞書で調べたんですが、端(はし)とか縁(へり)とか言うような意味で出てきたので・・・。

★【小次郎講師】★
卓球でエッジボールと言えばコートの角に当たったボールのこと。そもそもエッジは刃物の刃(やいば)の部分を表す言葉なのだよ。それがやがて鋭さを示すようになり、「あの文章はエッジが効いている」などという使われかたもしだした。そしてそれが強さを表すようになり、「優勢」「優位性」という意味も持っている。

☆【ムサシ】☆
なるほど、我々が言っているエッジとはその「優位性」のことですね。
納得しました。

★【小次郎講師】★
自ら勉強する姿勢はとても良い、これからも続けるように。
では、早速本題に入っていこう。

【1、エッジとは?】

★【小次郎講師】★
何度も言っているが、そもそも、今後価格が上がるか下がるかはフィフティ・フィフティ、確率2分の1だ。よく株式の評論家で今2000円している株を「この株は将来間違いなく3000円まで上がります」などと言っている人がいるが、それは市場のことをわかってない。
ちゃんと分析すれば3000円になることがわかる、優秀なアナリストは3000円になると知っているということであれば、今現在の2000円の株に、どんどん買い注文が入ってくるはず。すると現在の株価が2000円であるはずがない。

☆【ムサシ】☆
前々回に教えていただいた『株価の先行性』ですね。ちゃんと覚えていますよ。
近い将来3000円になることが間違いない銘柄であれば、この時点で3000円近くまで上昇しているというのが市場の原理なんですよね?

★【小次郎講師】★
その通り、ちゃんと覚えているね。その株価が2000円で現在決まっているということは今後上がるかもしれない、下がるかもしれない、その確率がフィフティ・フィフティだから2000円という価格で株価が決まっている。このことをきちんと認識しなければいけない。

☆【ムサシ】☆
ふむふむ、なるほど。

★【小次郎講師】★
ということはほとんどのケースでエッジはないといえるだろう。しかし、機械で決めることではなく、人間のやることだからどこかでバランスが崩れることがある。それをエッジ(優位性)と呼ぶ。

☆【ムサシ】☆
バランスが崩れて買いが有利になったら買いにエッジがあると言い、バランスが崩れて売りが有利になったら売りにエッジがあると言うんですよね。

★【小次郎講師】★
うむ。そしてこのとき、理解しなければいけないのはどんなにバランスが崩れても80%・90%といった大きな偏りではなく、ほんのちょっと買方が有利になる、ほんのちょっと売方が有利になる。
そんなものということを認識する必要がある。

☆【ムサシ】☆
その話は前回も聞いたのですが、それが現実なんですね。100%がないことは理解していますが、90%間違いないというような状況はどこかであるのかと思ってましたし、期待していました。
ここなら間違いないといったエントリーポイントがあるものと・・・

★【小次郎講師】★
ないのだよ。そもそもないのだから、テクニカル分析を究めてもファンダメンタルズ分析を究めても、見つからない。

☆【ムサシ】☆
残念ですが、ないなら見つかりませんね。

★【小次郎講師】★
それをあると勘違いしてしまうところに落とし穴がある。日本人の投資に対する考え方にこういう間違った考え方がある。「一番確実なときに集中して大きく仕掛けよう」というやつだ。

☆【ムサシ】☆
あります、あります、心当たりが・・・。
様子がわからないときは仕掛けないで、ここは間違いないというときだけ、どーっと仕掛けてしまうんですよね。

★【小次郎講師】★
90%や95%の優位性がある状況だと勘違いして大きく仕掛ける。ところが実際には60%、大きく偏ったとしても70%くらいの確率しかない。とすると30%の逆方向が出たときに、「こんなはずじゃなかった」と狼狽する。これが大きな失敗につながる。90%95%確実などということはないということをしっかりと認識しよう。

☆【ムサシ】☆
そうか。どんなときでも上がるか下がるかがフィフティ・フィフティになるところで価格が決まっているとしたら、瞬間バランスが崩れるとしても優位性は60%になる程度だということですね。

★【小次郎講師】★
その通り。そのことが多くの投資家は勘違いしている。どこかで80%90%間違いなく上がるという状況があると思っている。それが失敗の入り口だ。

☆【ムサシ】☆
多くのアナリストがこれから「円高だ」、「円安だ」、「この銘柄はここまで上がる」って言ってますからね。

★【小次郎講師】★
そして大事なことだが、その買いにエッジがある状態、売りにエッジがある状態というのは日々変化している。

☆【ムサシ】☆
今日、買いの方が60%の確率で有利だとしたら明日には売りの方が60%の確率で有利になる可能性があるということですか?



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