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【第10回】 第2部 リスク管理 3 「破産の確率」を学ぼう」

2014.08.22掲載

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

助手のムサシです。よろしくお願いします。

 

★[小次郎講師]★
本日はトレーダーの必須知識「破産の確率」について勉強したい。
ムサシ君は確率の理論で有名な「破産の確率」って知っているかな?

☆[ムサシ]☆
見たことも聞いたことも食べたこともありません。

★[小次郎講師]★
ま、食べるものではないぞ。
リスクを伴う投資をしようという人にとっては必要不可欠な知識と言っておこう。

☆[ムサシ]☆
知りませんでした。

  【1、破産の確率を学ぶ】

★[小次郎講師]★
たとえば、トランプを用意して裏返しに並べる。
どれか1枚引いてスペードを引いたら負け、それ以外だったら勝ちとする。

☆[ムサシ]☆
ハート・ダイヤ・クラブが勝ちでスペードが負けですね。ジョーカーは?

★[小次郎講師]★
そういう余計なカードはなし、赤か黒かのカードだけを並べる。 するとスペードを引く確率は何%?

☆[ムサシ]☆
ジョーカーが無いなら25%ですね。

★[小次郎講師]★
逆に言えば、スペードを引かない確率は75%。つまり勝率75%だ。

☆[ムサシ]☆
有利ですね。

★[小次郎講師]★
で、勝つと賭け金が倍になり、負けると没収されるというゲームがあったとする。

☆[ムサシ]☆
1万円賭けたとしたら、勝ったら2万円になって返ってくる。
負けたら没収ってことですね。つまり1万円増えるか減るかという勝負ですね。

★[小次郎講師]★
この賭けは有利な賭けかな?それとも不利な賭けかな?

☆[ムサシ]☆
有利でしょ。
勝つ確率が75%で、勝ったときの利益と負けたときの損が同額なんでしょ?
つまり1万円ずつ賭けたとしたら、1回目の勝ちでプラス1万円、2回目の勝ちでさらにプラス1万円、3回目の勝ちでさらにプラス1万円、4回目に負けてマイナス1万円、差し引き2万円のプラスとなります。

★[小次郎講師]★
どうだい、この賭けやるかい?

☆[ムサシ]☆
やりますやります。やりますとも。

★[小次郎講師]★
いくらくらい賭けるかね?

☆[ムサシ]☆
こんな有利な賭けだったらいくらだって賭けますよ。

★[小次郎講師]★
破産するトレーダーの典型タイプだ。

☆[ムサシ]☆
あちゃ。そうなんですか?

  【2、破産の確率例題】

★[小次郎講師]★
一見有利な賭けだが、この賭けでももちろん負けることがある。

☆[ムサシ]☆
25%の確率で負けますね。

★[小次郎講師]★
ということは・・・1千万資金を持っている人が1千万円1度に賭けたとしたら、1回の勝負で25%の確率で破産してしまう。

☆[ムサシ]☆
あ、そうか。

★[小次郎講師]★
ところで、この賭けを1万円ずつ賭けていったらどうなると思う?

☆[ムサシ]☆
えーと、わかりません。

★[小次郎講師]★
計算の仕方は割愛するが、破産の確率で計算すると0%となる。

☆[ムサシ]☆
ほう。

★[小次郎講師]★
ということは、この賭けは有利な賭けなのでこの男はやればやるほど儲かる。
ところが、先ほどの例では25%という高い破産の確率だった。
今回の例では0%だった。その明暗を分けたのはなんだい?

☆[ムサシ]☆
1回当たりの賭け金ですね。

★[小次郎講師]★
正確に言うと、資金に対する掛金の割合。
どんなに有利な勝負でも、1回当たりの賭け金を正しく設定しないと、破産の確率が高まる。

☆[ムサシ]☆
なるほど。

★[小次郎講師]★
投資の世界でも同じ。どんなに有利なトレードルールを作っても、リスクの取り方を間違えるとあっという間に破産してしまう。
これは全ての投資家がきちんと理解しなければいけないこと。

☆[ムサシ]☆
なるほど。で、その破産の確率、どうやって計算するんですか?

★[小次郎講師]★
自分の「投資用資金」「勝率」「勝ちトレードの一回当たりの平均利益」「負けトレードの一回当たりの平均損失」
そして忘れていけないのが、「1回のトレードで何パーセントのリスクを取るか」によって計算出来る。

☆[ムサシ]☆
「1回のトレードで取るリスク」とは?

★[小次郎講師]★
先ほどの賭けの例なら、1回の賭け金に当たる。
ギャンブルでは1万円賭けて外れたときは1万円の損、1千万円賭けて外れたときは1千万円の 損。ところが投資の場合は投資した資金が無くなるわけではない。

☆[ムサシ]☆
無くなることもありますけどね。

★[小次郎講師]★
ま、そうだが。
1回のトレードで無くなる金額が、ギャンブルでの賭け金に当たる。

☆[ムサシ]☆
つまり、ロスカットラインを設定しているとしたら、そのロスカットラインで損切りする額が「1回のトレードで取るリスク」になるわけですね。

★[小次郎講師]★
そういうこと。

☆[ムサシ]☆
ということはロスカットラインを浅く設定していると、1回当たりの損切り額は小さくなり、ロスカットラインを深く設定していると、1回当たりの損切り額は大きくなりますよね?
その調整をするってことですか?

★[小次郎講師]★
それは違う。
ロスカットラインが浅い、深いってのは、たとえば、金で言えば50円下がったところでロスカットするとしたら浅く、200円下がったところでロスカットしたら深いということだろ?

☆[ムサシ]☆
はい。

★[小次郎講師]★
それを変更すると勝率やその他の数字に影響が出てくるぞ。
ロスカットラインが浅ければ、ロスカットラインにひっかかりやすくなり、深ければひっかかりにくくなるからね。

☆[ムサシ]☆
そうでした。

★[小次郎講師]★
ここで調整するのは1回当たりのトレードにつぎ込む量。
たとえば、1枚の取引をするのか、100枚の取引をするのかということ。
同じロスカットラインでも後者は1回当たりのトレードで取るリスクが百倍ということになる。

☆[ムサシ]☆
なるほど。

  【3、トレードにおける破産とは?】

★[小次郎講師]★
ところでトレードにおける破産ということを確認しておきたい。
破産というと一般的には会社が倒産したり、個人が自己破産したりということを思い浮かべるが、トレードにおける破産というのはそれと同じではない。

☆[ムサシ]☆
破産っていうとすごく深刻な印象がありますね。

★[小次郎講師]★
トレードにおける破産とは・・・・・

・・・
・・・
・・・

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