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【第8回】 「金が動きだした!」

2014.11.17

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。
月1ペースでお送りしているチャート分析の実践編。

 

 

助手のムサシです。よろしくお願いします。

 

★[小次郎講師]★
いよいよ金が動き出した。大注目だ。

☆[ムサシ]☆
眠れる獅子がついに起きたって感じですね。

  【1、金急騰!】

★[小次郎講師]★
11月15日(土)夜間取引で金が急騰した。

☆[ムサシ]☆
15日土曜日?

★[小次郎講師]★
14日(金)の日中取引が午後3時15分に終了し、夜間取引が16時半からスタートする。この夜間取引は実際は17日(月)の価格に含まれるという不思議な状態だが、今回価格が急騰を始めたのは15日(土)の深夜0時からなので、あえて15日(土)の夜間取引と言ってみた。

☆[ムサシ]☆
なるほど。

★[小次郎講師]★
このコラムを書いている15日(土)のお昼時点ではまだ、この上昇の具体的材料は定かになっていない。

★[小次郎講師]★
などという言葉がニュースサイトに流れてきたが、どれもこれだけの急騰を裏付けるだけの材料ではない。まあ、きっと週が明けるとまた、それらしい材料がこじつけられるだろう。

☆[ムサシ]☆
こじつけられるなんて、言葉が悪い。

★[小次郎講師]★
まあ、そんなもんだ。理由はなんでもいい。動き始めたという事実が大事。さて、いつも注目しているATRで見てみよう。

  【2、ATR急上昇!】

★[小次郎講師]★
長期低迷していた金のATRが11月になって急上昇しているのがわかるだろう。

☆[ムサシ]☆
ですね。皆さん、ATRはフジトミさんのホームページで確認できます。 http://www.fits.cx/kojiro/pdf/atr.pdf ATRとはその銘柄の平均的1日の値動き。これを知らずして、リスク管理も資金管理も出来ないという小次郎講師一押しの指標です。 そしてこのATRを毎日公開しているのはフジトミさんだけ!

★[小次郎講師]★
宣伝乙。今年は8月までありとあらゆる投資商品のATRが下降するという異常な年だった。

☆[ムサシ]☆
株式もFXもコモディティも減少を続けたんですよね。

★[小次郎講師]★
ATRが下降するということは投資にとって、利益を得るチャンスが少なくなるということ。だから、今年前半は証券市場もFX市場もコモディティ業界も手数料が上がらずあえいでいた。ところが、9月くらいから次々に動き出し、動き出すや否や今までたまっていたマグマを爆発させるかのように暴騰する銘柄・暴落する銘柄が次々と出現した。

☆[ムサシ]☆
怖いですね。

★[小次郎講師]★
馬鹿言っちゃいかん。トレードにおいて絶対利益が上がらない状態は、価格が動かないこと。価格の動きがなければどんなにトレードの上手い人でも利益を出すことは難しい。

☆[ムサシ]☆
そりゃそうだ。

★[小次郎講師]★
価格が動くということはチャンスだらけということ。ようやくトレーダー天国がやってきた。

☆[ムサシ]☆
トレーダー天国!!そうなんですね。

★[小次郎講師]★
フジトミさんのコラムで現在好評連載中の「小次郎講師秘伝のチャート分析」で現在解説中の「移動平均線大循環分析」だが、これは非常に使えるテクニカル指標だが、それでもトレンドがないときには取れない。価格が動くときにしっかりと取るというテクニカル指標。ちょっと見てごらん。今はすごく成績がいい。

☆[ムサシ]☆
確かに。赤丸・青丸のところが利益が上がっているところですね。

  【3、金の急騰は日経225の急騰時に似ている】

★[小次郎講師]★
チャート分析というのはわかりにくい価格変動をシンプルにし、エッジを浮き彫りにさせるもの。かつて一目均衡表の考案者一目山人氏はこう言った。「価格は動くか動かないか、動くとしたら上へ行くか下へ行くか、それだけである。」どうだ、シンプルだろ?

☆[ムサシ]☆
シンプルです。それでいて深い。

★[小次郎講師]★
今年はあらゆる銘柄で動かない時期が長かった。それがここへ来て一気に動き出した。最後に残っていた金がようやく動き出したというところ。

★[小次郎講師]★
これが動きだした11月14日(金)の夜間取引の動き。丁度日付の変わり目に大陽線があって動き出しのきっかけとなった。この5分足チャート、最近どこかで見たことないかい?酷似のチャートがあったんだが。

☆[ムサシ]☆
どこかでって?他のチャートでこのような急激な動きをしたものがあったってことですか?なんだろう?

★[小次郎講師]★
これを見てごらん

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