皆さん、こんにちは、小次郎講師です。
助手のムサシです。
★[小次郎講師]★
さて、8月9月に世界中で暴落した株が10月から戻し始めて楽しみな形で12月まで来た。
☆[ムサシ]☆
ですね。去年は12月には18000円の攻防があり、1月まで乱高下しましたが、2月から順調に上がったという展開でした。
★[小次郎講師]★
2013年は12月末まで高く1月から売られた。さて、今年はどうなるか?
☆[ムサシ]☆
まずは6月の高値20,950円を超えられるかですね。
★[小次郎講師]★
そこが大きな関門。
☆[ムサシ]☆
でも世界経済は強いですね。フランスのテロがあって心配しましたが、あっという間に上昇してきました。
★[小次郎講師]★
チャートを見ると確かにそうだ。
☆[ムサシ]☆
DAXというのはドイツの株価指数ですね。VW問題があってもフランスのテロがあっても、すぐに立ち直っている。これは強いと思っていいんじゃないですか?
★[小次郎講師]★
さてそこでチャート分析をしてみよう。今日の注目はATR。
☆[ムサシ]☆
講師のお得意の指標ですね。ATRとはその銘柄の1日あたりの平均的な値動きという説明でいいですか。
★[小次郎講師]★
だね。その最近の動きに注目したい。
☆[ムサシ]☆
ありゃ。日本の株価もアメリカもドイツもATRが下がっているんですね。
★[小次郎講師]★
日米欧が下がっているということは世界中が下がっているということ。
☆[ムサシ]☆
とすると?
★[小次郎講師]★
ATRというのはボラティリティを示す指標。チャート分析的に言うと、ATRが上昇してトレンドが出来、ATRが減少してトレンドが終わりを告げる。
☆[ムサシ]☆
すると今のトレンドは終わりに向かっていると?
★[小次郎講師]★
今こそATRに注目しなければいけない。ちょっと為替を見てみよう。
☆[ムサシ]☆
ありゃ。為替も下がっていますね。
★[小次郎講師]★
ではコモディティはどうかな?
☆[ムサシ]☆
コモディティも下がっているんですね?株・為替・コモディティのATRはいつも連動するんですか?
★[小次郎講師]★
そんなことはない。それぞれ、個別の材料で動くからね。コモディティが動いていても株は小動きだったり、別々のことが多い。しかし、ときに、今回のように株式も為替もコモディティも一緒に動かなくなることがある。去年も…
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