皆さん、こんにちは、小次郎講師です。
助手のムサシです。
★[小次郎講師]★
さてさて、ガソリン・原油が面白いところに来ているので見てみよう。
☆[ムサシ]☆
どこかどう面白いんですか?
★[小次郎講師]★
去年の10月から急落してきた相場が1月15日に底を打った。
しかし、この時点では大底かどうかはわかららない。
戻しの後に新安値という展開も考えられるからだ。
☆[ムサシ]☆
なるほど。
★[小次郎講師]★
その後、戻り高値を2/19に付けて下げだした。
ここからがポイント。2/19の戻しが一時的な戻しならその後の下げで1/15の安値を更新するはず。
☆[ムサシ]☆
ですね。
★[小次郎講師]★
その更新がなく、3/19から再度の上昇をはじめ2/19の高値を更新しかかっている。
この2/19の戻り高値をしっかりと超えるかどうかが大事。
そして気がつけば1/15の底から2ヶ月が経過した。
☆[ムサシ]☆
なるほど。
★[小次郎講師]★
そして、一目均衡表の雲を上抜けて、遅行スパンの好転、均衡表の好転と併せて三役好転を達成している。
☆[ムサシ]☆
ということはここで買っていって大丈夫と?
★[小次郎講師]★
これだけ下がった相場。そう簡単に判断してはいけない。しかし、次第に流れの変化を感じる。
今度は東京原油を見てみよう。
☆[ムサシ]☆
大体似たよな動きですね。
★[小次郎講師]★
この下げが始まるまで、少なくとも日本ではガソリンの方が人気銘柄だった。
去年の9月時点ではガソリンの取組がおよそ25,000枚、原油の取組が15,000枚程度だった。
それが今や大逆転し、ガソリンが20,000枚、原油はなんと45,000枚となっている。
☆[ムサシ]☆
なるほど。この石油価格の下落で原油の人気が急上昇しているんですね。
★[小次郎講師]★
日本でガソリンの方が取組が多かったのはTOCOMのガソリン市場は受け渡しが出来る。
ということで実需の買いや売りが入ってくる。ところが原油は受け渡しが出来ない。
☆[ムサシ]☆
ということは去年から今年にかけてふくれあがった取組はほとんど投機だと。
★[小次郎講師]★
そういうこと。大暴落があれば、その買い戻しも大きい。
それを期待している人たちが多いのだよ。
☆[ムサシ]☆
なるほど。
★[小次郎講師]★
今度はWTI原油の動きと北海ブレント原油の…
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