皆さん、こんにちは。小次郎講師です。
助手のムサシです。よろしくお願いします。
★[小次郎講師]★
さてさて、今年の大注目銘柄は原油&石油製品。このことは先月、徹底的に解説したが今まさに注目のところ。ということで、今月も石油製品ガソリンにターゲットを絞って解説していきたい。
☆[ムサシ]☆
NY原油に変化がでてきましたね。
★[小次郎講師]★
月間足で見ると長期上昇トレンドのトレンドラインのところで下げ止まりを見せている。
☆[ムサシ]☆
るほど、やはり、意識されるんですね。
★[小次郎講師]★
そして、あのリーマンショックのときでさえ、月足陰線は7本連続で終了している。この7本連続というのは上場以来の最大連続数。今回既に1月で7本連続を達成している。ということはここら辺で陽線が出てくる順番。
☆[ムサシ]☆
そんな感じになってますね。今は、戻しがでてきやすい状況ではあると。
★[小次郎講師]★
ちらはNY原油の日足。約半年の間、戻しらしい戻しなどないまま下げに下げてきた相場が1月の後半から様相を変えている。初めてと言っていい戻しを迎えている。これが本格上昇につながるのか、一時的な戻しなのか、一時的戻しとしてどこまで戻すのかが気になるところ。
☆[ムサシ]☆
ですね。
★[小次郎講師]★
今度は国内のガソリンで見てみよう。
★[小次郎講師]★
国内のガソリン日足を一目均衡表で見ると「均衡表の好転」「遅行スパンの好転」を経て、現在雲に突入中。雲を上抜けるのか、逆に雲の上限(先行スパン2)で跳ね返されるのかが注目。
☆[ムサシ]☆
雲の上限が横ばいの線になっていますが、そこの価格が62,850円。ここを上抜けるか下抜けるかが運命の分かれ道なんですね。
★[小次郎講師]★
その62,850円というのは何を表す数値かな?
☆[ムサシ]☆
いやだから、雲の上限を示す値でしょ?
★[小次郎講師]★
ちょっと解説しておこう。11月25日の戻り天井が75,690円、そして1月15日の大底が50,010円。この11月25日から1月15日までの下げの半値戻しラインに当たるのが62,850円。
☆[ムサシ]☆
なるほど、そういう位置づけだったんですね。
★[小次郎講師]★
先行スパン2(上記図では雲の上限)が横ばいになっているところは重要な高値と安値の半値を示す。10月1日から16日にかけて下げた価格が11月25日に雲の上限に跳ね返されているのがわかるだろ?このときの雲の上限は10月1日から16日までの下げ相場の半値戻しラインを示している。
☆[ムサシ]☆
つまり下げ相場の半値戻しで11月25日から再度下げだしたということがわかるわけですね。
★[小次郎講師]★
そういうこと。
☆[ムサシ]☆
そして11月25日から1月15日までの下げの半値戻しが62,850円なんですね。
★[小次郎講師]★
そうそう。そしてその62850円を上抜けると三役好転という大きな買いシグナルなる。
★[小次郎講師]★
今度は同じチャートを「大循環分析」で見てみよう。昨年10月からの下落期間ではステージは④を中心。ときにステージ⑤となるくらいだった。
☆[ムサシ]☆
典型的な戻り売りの下降相場ですね。
★[小次郎講師]★
だね。今年2月に久しぶりにステージ④から⑤になったか思ったら、ステージ⑥、ステージ①と順調に進んでいる。
☆[ムサシ]☆
すると、いよいよ買いシグナル?
★[小次郎講師]★
大循環分析の買いシグナルは…
・・・
・・・
・・・