皆さん、こんにちは、小次郎講師です。
助手のムサシです。
★[小次郎講師]★
本日は大循環分析の11回目。
大循環分析の上級編であり極意に当たる「三次元分析」の6回目となる。
今回は三次元分析を使っての手じまいについてもう一度整理したい。
☆[ムサシ]☆
お願いします!
【1、大循環分析の基本的な手じまい】
★[小次郎講師]★
大循環分析による基本的仕掛け場は前回確認した。
☆[ムサシ]☆
そこは前回やりました。
★[小次郎講師]★
基本は上記だが、上級者はワンテンポ早く、試し玉・早仕掛けをすると教えた。
☆[ムサシ]☆
ですね。基本の仕掛けだけならステージ1とステージ4以外知る必要がないですし、ステージの変化が大循環することなど、覚える必要ないですものね。
★[小次郎講師]★
そういうこと。
大循環分析の三次元分析で、ステージの移行を予測して前のステージで仕掛けていくというのが上級者。
☆[ムサシ]☆
なるほど。
★[小次郎講師]★
今度は手じまい。基本は以下のとおり。
★[小次郎講師]★
3本の線が並び順を変えるとは、上から短期・中期・長期(=ステージ1)だったものが、正順で上から中期・短期・長期(=ステージ2)に移行するか、逆順で上から短期・長期・中期のステージ6に戻るかのふたつにひとつ。
☆[ムサシ]☆
ですね。
★[小次郎講師]★
ところが、ステージ1がある程度上昇した後は、変化はステージ2しかない。
またステージ4である程度下降した後は、変化はステージ5しかない。
このことは前に説明したね?
☆[ムサシ]☆
3本の線の間隔が大きく空いた後は、短期が中期にクロスする確率と、中期が長期とクロスする確率を比較したら、圧倒的に短期が中期にクロスする確率の方が高いんでしたね。
★[小次郎講師]★
上記図を見てごらん。
価格が下がり出すと、短期が一番早く動くのだから、短期が下がって中期とクロスするというのが次の展開となるのは簡単に想像がつく。
☆[ムサシ]☆
なるほど。
★[小次郎講師]★
短期が中期とクロスするより先に中期と長期がクロスするのは、中期と長期の間隔が狭いときのみ。
☆[ムサシ]☆
ということはステージ1に成り立ての時ですね。
つまりそれ以外のときは、ステージ1の後はほとんどステージ2となるということですね。
★[小次郎講師]★
そういうこと。
そしてステージ4の後もほとんどのケースでステージ5となる。
ということで、上記の基本手じまいは、
★[小次郎講師]★
と言える。
☆[ムサシ]☆
わかりやすい。
【2、三次元分析での手じまい!】
★[小次郎講師]★
さて、基本形が確認出来たところで応用形を解説したい。
仕掛けはワンテンポあるいはツーテンポ早く仕掛けるということがポイントだったが、手じまいは時に基本セオリーより早く仕切ったり、遅く仕切ったりする。
☆[ムサシ]☆
遅くなることもあるんですね?
★[小次郎講師]★
それでは三次元分析で手じまいを整理してみよう。
☆[ムサシ]☆
お願いします。
★[小次郎講師]★
まずは並び順。
☆[ムサシ]☆
はい、ここまでは十分理解しました。
★[小次郎講師]★
続いて…
…
…
…