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【第15回】 「移動平均線大循環分析」 3時間目

2014.11.14掲載

皆さん、こんにちは、小次郎講師です。

 

 

 

助手のムサシです。

 

★[小次郎講師]★
いよいよ大循環分析の3回目。だんだん核心に迫ってくる。

☆[ムサシ]☆
楽しみです。

  【1、線の並び順は6種類!】

★[小次郎講師]★
トレードにおいて大事なことは現在の状況を正しく分析すること。
そして、その分析の元にこれから先の展開を的確に予測すること。

これが出来れば鬼に金棒だ。

☆[ムサシ]☆
もちろんです。でもそれが難しい。

★[小次郎講師]★
それを可能にするのがこの「移動平均線大循環分析」 なのだ。

☆[ムサシ]☆
それは凄い。

★[小次郎講師]★
ひとつひとつ説明していくので、焦らずについてきて欲しいぞ。

☆[ムサシ]☆
はい。

★[小次郎講師]★
大循環分析は移動平均線を3本使う。

☆[ムサシ]☆
ですね。

★[小次郎講師]★
その3本の線の並び順がポイントだが、その並び順は次の6種類しかない。

☆[ムサシ]☆
6種類なんですね?

★[小次郎講師]★
もし、他にあったら言ってくれ。まあ、どんなに探してもこれ以上はない。
「順列組みあわせ」なんて数学の知識があったら、1番上に来るのは短期・中期・長期の3種類、2番目に来るのは最初に選ばれなかった2種類、一番下に来るのは残りの一つということで、

★[小次郎講師]★
6種類とすぐにわかる。

☆[ムサシ]☆
「順列組みあわせ」ですか習いました習いました。

  【2、線の並び順の推移は法則がある!】

★[小次郎講師]★
で、ここからが大事な話だが、この6種類、基本的に上記の順番で動くという法則がある。

☆[ムサシ]☆
え?順番に動くんですか?

★[小次郎講師]★
上の図を見てごらん。
①②とそれぞれの並び順に番号をつけたが、これをステージと呼ぶ。
ステージ①の次はステージ②と順番に移行し、ステージ⑥の次にはまたステージ①に戻る。価格変動に合わせてこの順番で推移していくことを「移動平均線大循環」と呼ぶ。
「移動平均線大循環」の法則を使った分析法だから「移動平均線大循環分析」なのだ。

☆[ムサシ]☆
驚きですが、100%この順番で動くんですか?

★[小次郎講師]★
もちろん100%ではない。およそ7割の確率でこの順番で動く。

☆[ムサシ]☆
7割ですか?でもそれだけでもわかるとわからないでは大違いですね。

★[小次郎講師]★
チャートで確認しよう。下図をごらん。

★[小次郎講師]★
①②とあるのがステージ、つまり移動平均線の並び順だ。
①②③④⑤⑥①②③②①と変化している。

☆[ムサシ]☆
なるほど、7割以上の確率で規則正しく順番どおりに動いてますね。

  【3、ステージ1とステージ4にエッジあり!】

★[小次郎講師]★
そして、このステージ変化の中でステージ①が買いのチャンス、ステージ④が売りのチャンスとなる。
もちろん、線の傾きも参考にしなければいけないが。

☆[ムサシ]☆
ステージ①(上から短期・中期・長期の並び順)で3本の線が右肩上がりなのが買いのチャンス、ステージ④(上から長期・中期・短期の並び順)で3本の線が右肩下がりなのが売りのチャンスですね。

★[小次郎講師]★
正解。そしてこの大循環を理解していれば、①や④の前のステージで準備をすることが出来る。

☆[ムサシ]☆
なるほど、次にステージ①が来るとか、ステージ④が来るとかは前もって予測出来るわけですね。

★[小次郎講師]★
それが大循環分析の醍醐味。

☆[ムサシ]☆
それは凄い。

★[小次郎講師]★
さて、移動平均線が大循環する理由を順を追って教えよう。

  【4、価格変動をシンプルに捉える!】

★[小次郎講師]★
価格が上昇していくと、それに伴い短期移動平均線が一番早く上昇してきて、遅れて中期移動平均線が上昇してくる。
そして最後に長期移動平均線がようやく重い腰を上げる。
その結果、価格が上昇していくと、必ず移動平均線の並び順は上から短期・中期・長期となる。
1度この並び順になると、その後価格が上がり続ける限りこの並び順は変わらない。
ここまでOKかな?



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