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7月25日(月)今週の商品相場見通し

2022年07月25日

7月25日の週の商品相場見通しです。

 今週はアメリカのFOMCが予定され、日本時間28日朝3時にFOMC声明が発表され、3時半にはパウエルFRB議長の記者会見が実施されることになります。ECB理事会後、NY金は知ったらしまいの買い戻しで安値から50ドルも切り返す、急伸をみせています。しかし、FOMCでの利上げを警戒して、また売り直されるとみられます。世界的なリセッションを警戒して、FOMCでは0.75%の利上げ観測から0.50%にする可能性もあります。予定通り、0.75%になれば、金市場に与える影響も大きいとみられ、一段安も予想されます。
 円高進行もあり、売りには慎重になるべきですが、FOMCを前にして、金標準は戻り売りが無難とみています。

 中東産原油は、世界的なリセッションによる石油需要の後退が懸念され、連日の大幅安を強いられています。国内市場では下げ渋りも目立っており、急落後の打診買いもみられるなど、波乱の展開が続くとみられます。ただ、需要後退懸念から、大勢の流れは弱いとみられます。

 トウモロコシは、大幅安を強いられています。コーンベルトでは降雨が予想され、また気温も低下して、生育には理想的な天候が期待されており、急落も仕方ない状況にあります。週末にはロシアとウクライナが穀物輸出に関して合意し、署名したことで、特にシカゴ小麦が急落し、それもシカゴトウモロコシの圧迫要因になっています。当面、トウモロコシの買い妙味はなく、売られ過ぎ警戒からの値ごろ買いは禁物です。

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