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8月31日(月)今週の商品相場見通し

2020年08月31日

フジトミ チーフアナリスト齋藤和彦より、8月31日の週の商品相場見通しをお送りします。

 NY金の不安定な動きは今週も続くとみられ、重要な経済指標が今週は相次いで発表されるため、それに翻弄されるだろうが、買いスタンスは維持したい。
 パウエルFRB議長の発言によって、アメリカの長期金利が急上昇し、NY金は一時1910ドル割れをみせた。しかし、景気回復局面でのインフレ圧力のもとでのゼロ金利政策維持を指摘したものの、アメリカの景気回復はまだ先との見方が支配的で、結果的に安全資産として金が買い直され、週末に1980ドル台回復もみせました。
 なお、長期金利が高止まりしているだけに、NY金の下振れは今後とも警戒されるものの、突っ込み買いで対処したいところです。

 白金は9月に値崩れするパターンが多く、実勢悪から売りスタンスは維持したい。

 東京原油は、狭いレンジの逆張り相場に変わりないとみられる。週明けに8月のOPEC産油量が明らかにされるため、それに注目したいが、高額な証拠金の軽減がみられないと、低調は商いは続くとみられます。

 ゴムRSS3は、週末の夜間取引で期近限月が急騰し、逆ザヤ相場に転じている。産地のオファー価格が急騰しているが、産地の供給不安を背景にしている。逆ザヤだけに、期先は売りヘッジを浴びるものの、先限の190円はまだ通過点とみて、ひとまず期近9月限の200円を突破するかどうか注目される。買いスタンスは維持したい。

 トウモロコシは、シカゴ急騰でも反応イマイチで、上げ渋りの様相に変わりないとみるが、コーンベルトの乾燥した天候の長期で、作柄後退は避けられず、かなり割安な値位置の反動高から2万4000円を越えるとみる。今週は反動高を期待したい。

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