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7月4日の東京金は反落
2019年07月04日
7月4日木曜日の東京金は、NY金の上げ幅縮小を受けて反落しており、期先6月限は前日と比較して24円安の4888円で取引を終えました。
NY金の急伸を先取りする格好で東京金は前日、100円以上の大幅上昇をみせたこともあり、ひとまず、上げは一服しています。
アメリカは独立記念日で、4日の取引は休場となりますが、電子取引は実施されており、日本時間5日深夜2時に取引が終了する予定です。
さて、アメリカの長期金利は依然として低い水準だけに、NY金の下値も固く、NY金のチャート悪化だけでは、売りは禁物です。
週末に発表される雇用統計を見極めたいところです。弱い内容になれば、長期金利は一段と低下し、NY金は一気に1440ドル台に急伸することも予想されます。強い内容になれば、1410ドルを試すことになるでしょう。
それでも、7月のFOMCに向けて、利下げ期待に変わりないため、東京金の強調地合いは続くとみておきたいです。