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6月7日(月)今週の商品相場見通し

2021年06月07日

6月7日の週の商品相場見通しです。

 トウモロコシの主産地であるアイオワやネブラスカでは6月中旬まで、ホット&ドライの天候が続くとの予報が出され、週末のシカゴトウモロコシは急反発を演じています。ブラジルも干ばつで大幅減産予想が相次いでおり、供給不安が高まっています。
 国内のトウモロコシは、シカゴ急伸に反応薄で、上げ渋りをみせていますが、買いスタンスはそのままで、週明けから追撃買いを仕掛けたいです。
 日本時間11日深夜1時にアメリカ農務省の需給報告が発表されます。ここではブラジルの生産高予想に注目したいです。

 さて、週末に発表されたアメリカの雇用統計は強い内容でしたが、弱気な製造業新規受注を受け、長期金利が急低下した結果、ドル安を背景にNY金は1890ドル台を回復しています。下ヒゲの長いチャートを形成しており、目先は1900ドルを試すとみられ、短期勝負の買いを仕掛けてみたいです。
 今週は消費者物価指数が発表されますが、先月はかなり強い内容だったことを受け、NY金が大幅安を強いられました。今週も目が離せません。

 白金は戻り売りを維持したいです。NY白金期近7月限の整理商いを強いられる6月であり、買い玉の手じまい売りが中心になるとみられるためです。

 中東産原油は、押し目買い維持です。WTIは70ドルを前にして足踏みしていますが、今週中の70ドル台乗せを予想したいです。ただ、人気は低迷しており、買いの回転は効かせたいです。

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