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3月15日(月)今週の商品相場見通し

2021年03月15日

フジトミ チーフアナリスト齋藤和彦より、3月15日の週の商品相場見通しをお送りします。

 今週からアメリカは夏時間に入ります。このため、NY貴金属やNY石油市場は日本時間朝7時に再開します。

 ところで、バイデン米政権による1兆9000憶ドル規模の追加経済対策が成立したことで、アメリカの景気回復期待が一段と高まり、週末にアメリカの長期金利は一時、1.64%台まで急上昇しました。当初、この長期金利の上昇を嫌気して、NY金は1700ドル割れをみせました。しかし、NYダウが連日の最高値を更新し、非鉄が続伸したこともあり、金も1720ドルまで大きく買い直されています。
 今までは、長期金利の上昇は金の圧迫要因になっていましたが、下押ししても、大きく切り返したことで、今後、長期金利の上昇を嫌気して下落しても、買い場提供になる可能性もあります。その一方、週末に大きく戻したことで、逆に売り場提供となり、再び下押しする可能性もあります。週明けのNY金の動きを見極めて、臨機応変に対処したいです。

 ドバイ原油は、引き続き、買いスタンスで臨みたいです。WTIは66ドル台での買いが長続きしない状況となっていますが、アメリカでの原油増産の動きが圧迫要因になっているようです。ただ、アメリカの景気回復観測から、NY石油製品の堅調地合いが支えになって、WTIは徐々に水準を切り上げ、月末まで70ドルを示現するとみており、押し目は拾っていきたいです。

 ゴムRSS3は、買い方有利の展開をみせていますが、さすがに280円台での買いには抵抗も予想されます。買っても手じまいを早めに行いたいです。

 トウモロコシは、買いスタンスを継続です。3万円での買いは厳しいとみられますが、世界的なトウモロコシの需要拡大は必至で、アルゼンチンのホット&ドライも警戒すべきです。長期スタンスの買いを狙いたいです。

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