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マーケット情報

12月13日(月)今週の商品相場見通し

2021年12月13日

12月13日の週の商品相場見通しです。

 週末の金市場はアメリカの強気なCPIの発表を受けてアメリカの長期金利が低下しドル安・ユーロ高の動きによってNY金が1791ドル台まで急伸する動きになりました。このNY金の上昇を受けて国内の金標準は6515円まで反発しています。ただNY金は1790ドル台からは買いは続かない動きになり、金標準も夜間立会の引けにかけては6480円台まで水準を下げています。今週予定されているアメリカのFOMCで週末に発表された強気なCPIによってテーパリングの加速が確実視されていることから、NY金は上値の重い展開となっています。
 今週は14・15日に開催されるアメリカのFOMCではテーパリングの加速とその終了時期が注目されています。テーパリングが終了すれば今度は利上げが実施されると見られ、利上げは金にとって圧迫要因となり今回のFOMCの結果次第でNY金や国内の金標準の軟化の動きが警戒されます。

 原油市場は前日の急落に対する戻りを見せ週末のWTIは72ドル台まで一時上昇する動きを見せました。しかし高値をつけてからは欧米の新型コロナウイルスの感染拡大を警戒して上げ幅を縮小する動きも見せています。ドバイ原油は海外原油の上昇によって夜間立会では一時5万1000円台まで上昇する動きとなりました。
 今週は引き続き欧米での新型コロナウイルスの感染拡大を警戒する動きが続くか注目したいです。オミクロン株の重症化リスクは後退していますが、感染拡大による経済活動の制限が懸念されており、石油需要の減少も連想され、海外原油の軟化の動きに注意したいです。

 ゴムは週末の夜間立会で反発し231円台まで上昇しています。週明けは週末のNYダウや上海ゴムの時間外取引の上昇によってゴムは上げ幅を拡大する動きも想定されますが、人気低迷によって買いの動きは長続きせず、先週と同様に戻り局面では売られる動きを警戒したいです。

 トウモロコシは、15日の納会に向けて内部要因の動きが続き、仕掛けずらい状況と見たいです。新たな仕掛けは新甫発会からが無難としたいです。

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