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10月28日(月)今週の商品相場見通し

2019年10月28日

10月28日の週の商品相場見通しです。

 東京原油は買いスタンスは維持し、3万9000円台は時間の問題とみられます。注目はWTIの200日移動平均線を上抜けるかどうかで、今年の夏前から200日移動平均線を上抜くと、目標達成からその後、値崩れを強いられる展開を続けています。今回も同様の展開が想定されるだけに、その200日移動平均線を上抜けるまで買いは継続したいです。
 200日移動平均線を上抜けると、買いは手じまいし、その後の値崩れに備えて売りも仕掛けてみたいです。
 金は週末に急伸しましたが、高値から大きく値を消すなど、上値追いの買いは禁物です。ここにきての非鉄相場の強調地合いからNY銀や白金が買い進まれており、金の支援材料となって1500ドルはひとまず維持するとみたいです。
 注目はFOMCと雇用統計ですが、12月のFOMCでの追加利下げの可能性が指摘されるかどうかで、金の様相も大きく変わるだけに、日本時間31日朝3時にFOMC声明から目が離せません。
 東京ゴムは28日に新甫4月限が発会します。大幅な順ザヤ相場で、170円台で発会するとみられますが、国内の実勢悪から売りスタンスは継続したいです。長期スタンスでは、この順ザヤはかなり有利だけに、売りはまだまだとみています。
 東京トウモロコシは内部要因主体の動きで、先行きは不透明です。この時期のシカゴトウモロコシの動き自体が緩慢だけに、しばらく様子見が無難です。

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