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マーケット情報

1月4日(月)今週の商品相場見通し

2021年01月04日

フジトミ チーフアナリスト齋藤和彦より、1月4日の週の商品相場見通しをお送りします。

 まずは、年末に向けて大相場を形成したのがシカゴトウモロコシで、14営業日連続の上昇を記録し、また高値引けで取引を終えました。アルゼンチンが自国のトウモロコシの輸出を2月末まで制限する意向を示したためで、南米の長期化した乾燥した天候による供給不安がより表面化しており、一段とアメリカ産への需要が高まることが期待されたための急騰をみられます。
 バイデン次期政権も、バイオ燃料の促進を公約として掲げており、バイオ燃料の中心であるトウモロコシ由来のエタノールの需要増も2021年は期待されており、2021年の先高を見据えた急伸ともいえます。
 国内のトウモロコシは人気低迷のため、シカゴトウモロコシの急伸に反して上げ渋りや逆行安を演じてきましたが、年明けからは人気が回復し、反動高必至とみられます。買いスタンスは維持したいです。

 年末に1900ドル台を回復して取引を終えたNY金ですが、急ピッチのドル高を無視しての上伸だけに、年明け以降の反動安も目先は警戒されます。
 注目はインフレヘッジとしてインデックスファンドのリバランスのウエイト拡大を背景に金の買いを進めるかどうか注目されますが、しばらくは短期勝負の逆張りが無難とみられます。

 原油も海外原油の狭いレンジでの動きが続きそうで、決め手不足から逆張りで対処したいです。

 逆ザヤ相場形成の中、期先が急落したゴムですが、年明け以降は、減産期を意識した展開になるか注目されます。その減産期を意識した逆ザヤ相場であり、期先は強引に買われても、売り直されるパターンが続くとみられますが、臨機応変に対処したいです。

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