フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

FUJITOMI market NEWS

マーケット情報

1月17日(月)今週の商品相場見通し

2022年01月17日

1月17日の週の商品相場見通しです。

 週末の金市場はNY金が1830ドル付近まで上昇する動きを見せましたが、その後はアメリカの長期金利の上昇をきっかけにドル高の動きによって1814ドル台まで急反落しました。今年に入ってインフレヘッジで1830ドル台まで上昇する動きを見せていますが、将来的なアメリカの利上げを警戒する動きから1830ドル近辺になると上値の重い動きが続いています。今週もアメリカの経済指標の結果による長期金利とドル相場に翻弄される動きが警戒されますが、高値圏になるとインフレヘッジの買いが続かない動きも見せており、NY金は1830ドル付近が上値抵抗になると見たいです。金標準はNY金の高値圏からの値崩れによって6630円台まで下がる動きを見せていますが、NY金の上値の重い動きによって6600円台での動きが続くと見たいです。

 石油市場は週末の海外原油が先高期待によってWTIは昨年の11月以来の84ドル台まで急伸する動きを見せています。世界的なオミクロン株の感染拡大が圧迫要因にならなくなってから、供給タイトを背景に強調地合いが続いており、今週は85ドル台を試す動きが想定されます。ドバイ原油は週末に海外原油の上昇と為替の円安への戻りの基調によって5万7500円台まで上昇する動きを見せていますが、海外原油の強調地合いによってドバイ原油も5万8000円台を試す動きになると見たいです。

 ゴム市場は週末の夜間立会で248円台まで急伸する動きを見せましたがその後は軟調地合いとなり、週末の上海ゴムの時間外取引は急反落しNY株価の続落によって週明けのゴムは更に売られる動きを警戒したいです。上海ゴムは1万5000元を超えてから上値の重い動きを見せており、ゴム自体の買い材料は乏しく外部要因で上昇した局面では売られる動きが続くと見たいです。

 トウモロコシ市場は週末のシカゴコーンが急反発する動きを見せトウモロコシの夜間立会も上昇しています。週明けは南米の降雨の予報からシカゴコーンの下落も想定されますが、1月下旬から再び乾燥リスク予報もあってシカゴコーンの下がったところは買い拾われる動きが想定されます。週末の夜間立会のトウモロコシは3万9700円台まで上がる動きを見せていますが、為替の円安の動きとシカゴコーンの強調地合い予想から4万円台への戻りも想定されます。

新規口座開設キャンペーン開催中

コンサルタント取引限定キャンペーン1

コンサルタント取引限定キャンペーン2

一覧へ戻る

各種資料請求・WEBセミナー