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マーケット情報

東京金は、強い雇用統計を嫌気して急反落

2019年07月08日

7月8日月曜日の東京金は、強い雇用統計を嫌気したNY金の急落に追随して急反落しており、期先6月限は前週末と比較して19円安の4871円で取引を終えました。

 雇用統計を受け、NY金は一時、1388ドル台まで急落しました。NY金期近8月限の20日移動平均線が1381ドルにあるため、テクニカル面では、一段安も警戒しておくべきです。
 1400ドル台まで回復する場面もみせていますが、7月のFOMCでの利下げ期待はなお根強いためです。ただし、そのFOMCまでの日柄も長いため、このまま切り返すことも考えにくいです。
 イランはウラン濃縮を引き上げているため、週明け早々のNY金はリスク警戒で上伸したものの、アッサリ、1400ドルを大きく割り込みなど、戻り局面では、高止まりしているアメリカの長期金利が警戒されており、今後とも、長期金利からは目が離せません。
 ところで、10日、11日にパウエルFRB議長の議会緒言、10日は6月のFOMCの議事録が公表されるなど、イベントが目白押しです。ここで、7月の利下げにつながる言及などが示されるかどうか注目されます。
 東京金は、週末の急落局面が格好の買い場だったといえますが、今後とも押し目買いスタンスは維持して、波乱の展開に対処していきたいです。

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