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7月3日水曜日の東京金は、NY金の急伸を好感して大幅続伸

2019年07月03日

7月3日水曜日の東京金は、NY金の急伸を好感して大幅続伸となり、期先6月限は前日と比較して84円高の4912円で取引を終えました。

 NY金は、週明けの高値である1401ドル90セントを上抜くと、チャート上での穴埋めの動きをみせ、一段と上伸し、早々に穴埋めを完了しました。
 NY金の清算値決定以降、アメリカの長期金利の一段の低下をキッカケにして、再びNY金が1410ドル台を回復すると、次々とストップロスの買いがヒットし、東京金の夜間取引終了直後には1420ドル台に急伸しています。
 週明けの急落を取り戻す大幅高で、安値から30ドルも一気に切り返したことになります。
 長期金利の低下がテクニカルな買いを誘うことになりましたが、その意味で、引き続き、長期金利から目が離せません。
 6月のFOMC後の水準まで長期金利は低下しています。さらに低下すれば、6月25日の1442ドル90セントの高値を試すことも十分考えられます。
 米国とイランの地政学リスクの高まりもあって、上げに拍車をかけたとも想定されます。
 ところで、7月4日はアメリカの独立記念日となり、市場は休場しますが、NY貴金属の電子取引は短縮取引の予定です。この休場を前にして、ポジション調整の動きも予想され、不安定な動きになるとみられます。1430ドルでの上値の重さが確認されれば、目先は売ってみたいですが、1430ドル台に乗せると、ストップロスの買いがヒットすると推測されるため、短期の買いが無難とみます。

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