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7月12日金曜日の東京金は、アメリカの長期金利の急上昇を嫌気して急落
2019年07月12日
7月12日金曜日の東京金は、アメリカの長期金利の急上昇を嫌気したNY金の急落を嫌気して反落しており、期先6月限は前日と比較して31円安の4887円で取引を終えました。
NYダウが最高値を更新し、初めて2万7000ドル台に急伸しています。その株高を背景に、長期金利も大きく上昇したため、7月のFOMCでの利下げが怪しくなったとみられ、NY金は急反落しています。
パウエルFRB議長の議会証言、そして6月のFOMC議事録によって、7月のFOMCでの利下げがほぼ確実視されていただけに、この長期金利の急上昇は予想外でもあり、
結果的に金の失望売りを招くことになりました。
6月下旬以降、値動きが荒くなっており、NY市場でも短期勝負が無難な様相をみせています。東京も買いの回転を効かせるべきで、前日の急伸は予想通り、買いを軽くするタイミングとなりました。
週明けの東京市場は休場となりますが、買いスタンスは維持しつつ、突っ込みを待って追撃買いを検討したいところです。