マーケット情報
東京金はNY金の高値からの下落を嫌気して反落
2019年06月26日
6月26日水曜日の東京金は、NY金の高値からの下落を嫌気して反落しており、期先4月限は前日と比較して 41円安の 4,848円で取引を終えました。
第2四半期末を控えて、整理商いが表面化し、NY金はポジション調整をみせています。前日のアジア取引時間帯にNY金は1442ドルまで急伸しましたが、その後の欧州時間帯、そしてアメリカの取引時間帯では1440ドルを壁にした動きをみせたことで、目先の高値確認とのムードになり、ドル高進行も影響して、NY金は高値から20ドル以上も急落しています。
連休の大幅高の調整だけに、1410ドル前後までの下げも留意しておきたいです。
ただし、第3四半期の上昇相場を意識した、あくまでもポジション調整安とみるべきで、月末にかけての突っ込みは買い拾っていきたいです。
東京の買いスタンスはそのままで、7月にNY金は1500ドルを目指すとの見方にまだ変わりありません。