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東京金はNY金の戻りと円安を映して3営業日振りに反発
2019年05月30日
5月30日木曜日の東京金は、NY金の戻りと円安を映して3営業日振りに反発しており、期先4月限は前日と比較して 6円高の 4,499円で取引を終えました。
NYダウが大幅続落を余儀なくされたため、NY金はそのヘッジとして買い進まれ、一時、1290ドル台を回復しました。しかし、ドル高・ユーロ安が一段と進行していることもあり、1290ドル台回復は瞬間的にとどまり、格好の売り場になったようです。
現在のドル高水準を踏まえると、NY金の1280ドル割れも引き続き、意識すべきでしょう。
東京金は4500円台を回復する動きをみせましたが、NY金の下振れや円高を警戒して、まだ値ごろ買いは手控えるべきです。
一方、東京白金は期待通りに2800円を割り込む場面をみせましたが、まだまだ下げ余地はかなり残っているとみるべきで、売りは維持したいです。下げの本番は6月に入ってからです。