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東京金はNY金の上伸を好感して反発
2019年04月25日
4月25日木曜日の東京金は、NY金の上伸を好感して反発しており、期先4月限は前日と比較して 30円高の 4,582円で取引を終えました。
ドル高が一段と進行し、対ユーロで1年10か月振りの高値を付けましたが、そのドル高にもかかわらず、NY金は上伸しました。
アメリカの長期金利の急低下に加えて、期近6月限が200日移動平均線での下値固めの様相をみせたこともあり、テクニカルな買いも手伝って、NY金は出直りをみせました。
しかし、ドル高、さらに金ETFの減少もあり、金の売り材料も揃っており、再び200日移動平均線を試す下値探りの展開が予想されます。
大型連休を控えて、東京金は見送りが無難ですが、この戻りは短期的に売り場提供ともいえます。
連休明けも、金ETFの動向に注目したいです。