マーケット情報
東京金は高値波乱の展開のなか大幅続伸
2019年06月24日
6月24日月曜日の東京金は、高値波乱の展開のなか、大幅続伸し、期先4月限は前週末と比較して 43円高の 4,838円で取引を終えました。
東京金は10時過ぎに4850円の高値を付けるなど、急伸する動きをみせました。昼過ぎには、NYダウ先物の上伸を嫌気してNY金が上げ幅を縮小、高値から10ドル以上も下落したため、東京金は4820円まで値を消す場面もみせました。
それでも1400ドルの大台を維持しており、NY金の先高期待が伺えます。
注目は、週末に発表された金ETFが、前日と比較して4%以上も急増しました。過去経験したことがない急増となったことで、市場の先高期待の表れともいえます。
今週は第2四半期の最終週であるため、整理商いも警戒されますが、7月からの第3四半期に臨むファンドのスタンスを図るうえで、重要な一週間になるでしょう。
1400ドル台を維持すれば、週末・月末にかけて、NY金は買い進まれるとみられ、東京金はいずれにせよ、買いで臨みたいです。