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東京金は売り買いが交錯
2019年06月13日
6月13日木曜日の東京金は、売り買いが交錯する中、期先4月限は前日と比較して 1円高の 4,645円で取引を終えました。
香港のハンセン指数が急落しており、それを映して円高が進行。株安に対するヘッジでNY金は買い進まれ、1340ドル台回復をみせました。
しかし、1340ドル台での買いに勢いがなく、早々に1340ドルを下回ったことで、東京金は売り直される場面もみられました。
香港情勢の緊迫化に伴い、金融市場の不透明さが高まっていますが、円高基調は避けられないでしょう。
一方、ドルベースの金は買われてもおかしくはありませんが、金の実需の多い香港の混乱を警戒して、NY金の上値も重くなりそうで、東京金はどちらかといえば、戻り売り有利で、下値を試す展開になるとみています。4650円以上は売り上がってみたいです。