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東京金は円高をNY金の続伸がカバーして一段と買い進まれた
2019年04月10日
4月10日水曜日の東京金は、円高をNY金の続伸がカバーして一段と買い進まれ、期先2月限は前日と比較して 9円高の 4,647円で取引を終えました。
ドル安を手掛かりにしてNY金はさらに上伸し、一時、1310ドルまで水準を切り上げました。ただし、1310ドル台は一時的で、その後のドル高をキッカケにして、下値をうかがう値動きもみせています。
その他貴金属の下振れが警戒される中、金も目先は調整安とみるべきで、買いを軽くしておきたいところです。
ここにきて白金が急落しており、NY白金はアッサリ900ドルを割り込みました。チャートの形は悪化しており、880ドルまでのさらなる下げも留意すべきであり、東京白金の3200円割れも通過点とみておきたいです。来週になれば、また割安な値位置が注目され、白金は上伸することになるとみています。