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NY貴金属が総じて上伸

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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NY貴金属が総じて上伸

  • 2021/11/02
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
1日のNY金は、反発しているが、白系貴金属の急伸に追随して上げ幅を拡大した。NY金期近12月限は前週末比11.9ドル高の1795.8ドル、NY白金期近1月限は同46.6ドル高の1067.3ドル、NY銀期近12月限は同12.4セント高の2407.3セント。
週明け序盤は軟調地合いを強いられたが、1780ドル台を維持すると、その後は値ごろ買いが台頭し、早々、プラス圏回復へ。米FOMCを控えており、神経質な展開も予想されたが、白金やパラジウムが米国取引時間帯の序盤に急伸したことを好感して金も急伸。ただ、株価の堅調地合いもあり、安全資産としての金の買い妙味は乏しく、1800ドルは大きな壁になっていた。白金・パラジウムは株価の堅調地合いが支援材料に。また、ストップロスの買いがいずれもヒットしており、テクニカルな買いの台頭が相場を大きく押し上げたとみられている。上昇局面では、財新が発表した中国の10月の製造業PMIが強い内容だったことも評価されていた。白金・パラジウムとも世界的な自動車減産の影響で、自動車用触媒需要が低迷しているだけに、かなり強引な上昇ともいえる。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
1日のWTI原油は、総じて上伸も、ブレント期近限月は急伸している。WTI原油期近12月限は前週末比0.48ドル高の84.05ドル、北海ブレント期近1月限は同0.99ドル高の84.71ドル。RBOBガソリン12月限は同3.96セント高の240.93セント、NYヒーティングオイル期近12月限は同2.44セント高の250.31セント。
4日のOPECプラスの閣僚級会合を前に、12月の増産幅は、日量40万バレルに据え置かれるとの見方が支配的で、目先の供給タイト懸念からブレント期近が特に買い進まれていた。前週までWTI期近も急伸していたが、米国の原油在庫のさらなる増加観測もあり、上値は抑制され、高値から1ドル以上も急落している。週末実施されたG20において、産油国であるサウジとロシアは欧米の増産要請に応えたものの、オンラインの参加だったこともあり、具体策を提示しなかったこともあり、増産に消極的姿勢が指摘され、WTI期近12月限は一時、84.88ドルまで急伸した。ただ、米国取引時間帯に入って、米国の原油供給増加観測もあり、上げ幅縮小へ。

(CBOT大豆)
1日のCBOT大豆は、小反落。期近1月限は前週末比0.75セント安の1248.75セント、期近3月限は同0.75セント安の1258.25セント。
コーンや小麦の急伸に追随して上伸する場面もあったが、目先、明らかにされる圧砕高の低下も予想されており、コーン買い・大豆売り、小麦買い・大豆売りのスプレッドの対照になってしまったとみられている。ただ、引けにかけてコーンと小麦が買い直され、上げ幅拡大する動きをみせたこともあり、大豆は一時プラス圏回復もみせた。アジア取引時間帯の上伸が売り場提供となるパターンも続いている。

(CBOTコーン)
1日のCBOTコーンは、大幅続伸。これでシカゴコーンは5営業日連続の大幅高を記録している。期近12月限は前週末比10.75セント高の579.00セント、期近3月限は同10.75セント高の587.00セント。
世界的な小麦相場の急伸が支援材料になっていた。エジプトやサウジが小麦の購入に動くなど、旺盛な需要の一方、世界的にタイトな需給バランスを警戒してファンドの買いが活発化し、シカゴ小麦は一時、8ドルの大台を示現。これは2013年1月以来の高値水準である。また、ミネアポリス小麦は2011年6月以来、また。フランスの小麦相場は13年半振りの高値にあるという。小麦急伸によって、コーンの飼料用需要の拡大が期待されている。また、エネルギー価格の高止まりによるエタノール需要の増加も引き続き、予想されている。コーン期近12月限は5.80ドル台示現も、利益確定売りに上げ幅縮小も、小麦の強調地合いが影響し、再び5.80ドル台に上伸へ。

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※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

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