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金標準はNY金の急騰によって6月17日以来の6500円台、白金標準も急反発

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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金標準はNY金の急騰によって6月17日以来の6500円台、白金標準も急反発

  • 2021/10/14
  • 情報サービス室
  • デイリーコメント

(東京石油市場)
14日のドバイ原油は海外原油の強調地合いによって急反発。ドバイ原油の中心限月3月限は前日比500円高の5万5530円、バージガソリンの中心限月4月限は同920円高の7万3400円、バージ灯油の中心限月4月限は同1280円高の7万3710円。
夜間立会の時間帯で海外原油は序盤に軟調地合いを見せWTIの11月限は79.42ドルまで売られる動きを見せたが、その後はNY石油製品の急伸がきっかけとなりWTIは安値から切り返しの動きを見せ81.04ドルまで上昇する動きとなった。この海外原油の動きを受けてドバイ原油の中心限月は5万4330円の安値から5万5300円まで上昇した。しかしその後はWTIが80ドル半ばまで崩れる動きを見せるとドバイ原油は5万5000円割れまで上げ幅を縮小した。日中立会はWTIが9時過ぎに80.80ドル台まで買われドバイ原油も5万5290円まで上昇する動きを見せたが、10時過ぎにWTIが80.40ドル台まで売られるとドバイ原油は5万5050円まで上げ幅を縮小した。しかし12時前から非鉄が急騰する動きに引っ張られWTIも急伸する動きになり前日の高値を抜けて81.15ドルまで上昇するとドバイ原油は5万5570円まで日中高値を更新した。海外原油は日中に続伸する動きを見せWTIは81.15ドルまで上昇している。非鉄やNY石油製品の上昇によってWTIは続伸する動きを見せているが10月12日から高値圏では81ドル台まで上昇してもその後は81ドル割れの動きが続いており今回も81ドル台で上値の重い展開も警戒される。今晩はEIAの在庫統計の発表が予定されており、今朝発表されたAPIは原油在庫は大幅増加となったが石油製品がそれ以上に減少したためWTIは続伸する動きを見せている。EIAの在庫統計も同様な内容になるとWTIの高い水準を維持すると見たいが、ひとまず発表を待ちたい。ドバイ原油は日中に海外原油の続伸によって5万5570円まで上がる動きとなっているが、ここ最近は81ドル台から上値の重い展開が続いており、上値を追う動きは控えたい。ただ世界的な供給タイトな状況に変わりはないため下押しの場面では買われる動きが続くとみたい。

(貴金属市場)
14日の金標準はNY金の急騰によって6月17日以来の6500円台、白金標準も急反発。金標準の中心限月8月限は前日比112円高の6531円、白金標準の中心限月8月限は同69円高の3704円。
夜間立会の時間帯ドル高の動きによってNY金の12月限は1757.9ドルまで下落する動きを見せたが、米長期金利の低下をきっかけにドル安の動きとインフレヘッジとしての買いによってNY金は安値ら急反発の動きになり9月16日以来の1790ドル台まで急伸すると1797.4ドルまで上がった。このNY金の大幅続伸の動きを受けて金標準の中心限月は6417円の安値から6535円まで上昇した。高値をつけてからはNY金が上げ一服となり1791ドル台まで下がると金標準は6509円まで上げ幅を縮小する動きとなった。日中立会はNY金がドル安基調によって10時過ぎに1794ドル台まで上がる動きを見せ金標準は6527円まで上昇する動きとなったが、その後はドル安基調からドル高基調になるとNY金は1790ドルを割れる動きになり金標準も6509円まで上げ幅を縮小した。しかしその後NY金は再び1790ドル台まで買われる動きになり金標準は上げ幅を拡大となり、昼過ぎから為替が円安方向に進むと金標準は14時過ぎに6531円まで上がった。NY金は日中は1790ドルを挟んだ動きとなっている。前日に急上昇する動きからやや上げ一服の動きとなっているが、非鉄や海外原油が続伸の動きを見せインフレヘッジとしてNY金の堅調地合いも想定される。ひとまず非鉄と海外原油の動き次第と見たいが、利益確定の売りによる下押しは再び買われる動きになるとみたい。金標準は6535円まで上昇する動きとなったが、NY金の上げ一服の動きによって上値を追う動きより押し目を狙う動きが無難とみたい。白金は夜間でNY白金の1月限が1003ドルまで売られる動きを見せたが、非鉄やNYパラジウムの上昇に引っ張られ安値から切り返し1033.7ドルまで急反発の動きとなった。このNY白金の動きを受けて白金標準の中心限月は3637円の安値から3719円まで上昇した。しかし高値をつけてからはNY白金が1020ドル割れまで高値から崩れる動きになり白金標準は3673円まで上げ幅を縮小した。日中はNY白金が10時過ぎに1023ドル台まで上昇し白金標準は3704円まで買い直される動きとなったが、その後はNY白金が再び1020ドル割れの動きになり13時前に1016ドル台まで売られると白金標準は3675円まで上げ幅を縮小した。しかし14時前からNY白金は下げ幅を縮小する動きになり15時前に1024ドル台まで戻ると白金標準は為替の円安の動きもあって3704円まで買い直された。NY白金は日中で1020ドルを挟んだ動きとなっている。非鉄や他の貴金属市場の上昇に引っ張られる動きを見せているが、実勢悪に変わりはなくNY白金の上昇も一時的な動きになるとみたい。再び高いところでは売り場提供になると見てNY白金の戻り売り基調が続くとみたい。白金標準も3700円台まで上昇してから上値の重い展開を見せており、弱気なファンダメンタルズを背景に高いところは売られる展開を想定したい。

(ゴム市場)
14日のゴムRSSの中心限月は乱高下の展開から続落。中心限月3月限は前日比1.3円安の224.0円。
夜間立会でゴムの中心限月3月限は寄付き直後に222.8円まで売られる動きを見せたが、その後は227円まで上昇した。日中立会は非鉄や他の商品市場の強調地合いに反応してゴムは上げ幅を拡大し10時過ぎに上海ゴムの上昇もあって229円まで上がった。高値をつけてからは一旦226円まで売り直される動きを見せたが、12時前から非鉄が急伸するとゴムは再び229円まで買われた。しかし13時過ぎに非鉄の上昇が一服する動きになるとゴムは上げ幅を縮小する動きになり15時前に上昇していた上海ゴムが反落するとゴムは223.7円まで売り込まれた。ゴムの中心限月は再び230円付近まで上昇する動きを見せたが、その後は大きく売り込まれている。非鉄や海外原油の上昇によってゴムも買われる動きを見せているが、ゴムのファンダメンタルズは弱く高いところは再び売り場提供となっている。まだインフレ懸念によってゴムを買う動きも警戒されるが、230円が上値抵抗になる動きも想定したい。

(トウモロコシ市場)
14日のトウモロコシは続落。トウモロコシの中心限月9月限は前日比410円安の3万7030円。
夜間立会の時間帯で引き続き弱気な米農務省の需給報告が圧迫要因となりシカゴコーンは続落し12月限は5.0675ドルまで売られる動きとなった。トウモロコシの中心限月も夜間で続落の動きになり3万7130円まで下がる動きとなった。日中立会は寄付きから軟調地合いを維持し9時過ぎに3万7040円まで売られる動きをみせた。しかしその後は下げ一服の動きから11時前に3万7170円まで戻りを見せたが、ここ最近のサヤを買う動きが見られず14時前に3万7020円まで売り直され日中の安値を更新した。シカゴコーンは日中に反発の動きを見せ12月限は5.1425ドルまで上昇している。新たに買い材料が出た訳でもなく米農務省の需給報告以降の急落に対する自律反発と見ており今後の収穫進展によってハーベストプレッシャーが強まり再びシカゴコーンは売られる動きになるとみたい。トウモロコシは日中にサヤを買う動きが見られず続落の動きとなっているが、シカゴコーンの水準からするとトウモロコシは割高な水準となっている事から修正安の動きが続くとみたい。

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