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東京金は急騰し一時は5600円台をつけた

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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商品市場情報

東京金は急騰し一時は5600円台をつけた

  • 2020/03/24
  • 齋藤
  • デイリーコメント

(東京原油・石油製品)
24日の東京原油・石油製品は大幅続伸。東京原油期先8月限は前日比2080円高の2万6590円、東京ガソリン期先9月限は同1270円高の3万6770円、東京灯油期先9月限は同860円高の3万8610円、
WTIの続伸と為替の円安で東京原油の期先は夜間立会で2万5470円まで続伸の動きを見せた。再開後のWTIは更に続伸し24ドル台で推移し、日中立会の東京原油は寄付き直後に2万6190円まで上昇した。ただその後は2万6000円割れの動きとなり2万5330円まで下がる動きを見せた。10時前からWTIが再び上げ幅拡大する動きとなり11時前に24.79ドルまで上昇し、東京原油は為替の円高も関係なく強引に上がり2万6490円の高値更新した。WTIは上げ一服の動きとなって東京原油の上昇は止まり、昼過ぎからは為替が円安にも関わらず上げ幅を縮小する動きを見せ2万5720円まで下がる動きを見せた。高値更新前の強引な買いに対しての反動安と見たい。大引け前には再び強引に買われる動きを見せ引け値では2万6590円の高値引けとなった。本日のWTIは強い動きを見せ24.79ドルまで上昇する動きとなったが、世界的な石油需要の悪化が懸念されておりその後は上げ幅を縮小する展開となっている。東京原油はまた強引に買われる動きを見せているが、WTIの水準からすると買われ過ぎとなっており反動安も警戒したい。

(東京貴金属)
24日の東京金は急騰し一時は5600円台をつけた。東京金期先2月限は前日比300円高の5560円、白金期先2月限は同139円高の2345円、パラジウム期先2月限は同859円高の6532円。
前日に1569.3ドルまで急騰したNY金は本日も朝方から続伸する動きを見せた。NY金の急騰を受けて東京金も夜間立会で期先は5574円まで上昇する動きとなった。日中立会はNY金の続伸もあって寄付き直後に5581円の高値更新となった。10時前からNY金は徐々に上げ幅を拡大する動きになり10時過ぎに1599.6ドルまで上昇すると東京金は3月9日以来の5600円台をつけ5623円まで高値更新した。11時台にNY金が3月12日以来の1600ドルをつけ1603.3ドルの高値をつけたが、東京金は円高もあって上がりきらずとなった。昼過ぎからは為替は円安に進んだが、今度は逆にNY金が1590ドル割れまで下がり東京金は5573円まで売られた。14時台にはNY金が1581.6ドルまで売られる動きになると東京金は5551円の日中立会の安値更新の動きとなった。NY金は米FRBの無制限の量的緩和政策で前日から急上昇する動きとなった。NY金のチャートは3月9日の高値から3月16日の安値の下げ幅の半値以上の戻りとなっている。NY金の基調は変わったと見たいところで昨日らの急騰による調整安の局面が今度は買い場になると見たい。東京白金はNY白金の大幅続伸や為替の円安で3月18日以来の2400円台まで上昇した。ただ高値をつけた後はNY白金の上げ幅縮小や為替の円高で急速に2326円まで下がる動きとなった。需給バランスが悪い状況は続いており金とは違ってまだ弱い基調は変わらずと見たい。

(東京ゴム)
24日の東京ゴムの期先はは反発。期先8月限は前日比2.0円高の150.9円。
夜間立会で東京ゴムの期先は反落する動きとなっていたが、NYダウ先物の上昇や海外原油高・円安で寄付きから高く動き9時過ぎには151.9円まで上昇する動きをみせた。その後は一旦149.2円まで下がる動きを見せたが、10時過ぎに上海ゴムの反発や日経平均の上げ幅続伸、海外原油の一段高で再び151円台まで上がった。11時過ぎになると海外原油やNYダウ先物の上昇も一服する動きを見せ上海ゴムもマイナス圏まで沈むと東京ゴムは上げ幅を縮小し13時台には149.5円まで下がった。14時半過ぎにも下げ幅を拡大する動きとなり148.4円の日中の安値更新となった。世界的な自動車生産と販売は減少傾向は変わらずとなっており、国内も生産工場が一部閉鎖の拡大となっている。まだゴムの需要改善には厳しい状況となっておりゴム需要の長期低迷は避けられない状況となっている。東京ゴムはまだ弱い基調が続くと見たい。

(東京トウモロコシ)
24日の東京トウモロコシは小幅反落。期先3月限は前日比30円安の2万3330円。
シカゴコーンは前日は小幅安となって、本日は続落の動きとなった。東京トウモロコシの期先は日中立会は為替の円安に反応して寄付き直後に2万3450円まで上がる動きを見せた。ただその後はシカゴコーンの続落や為替の円高でマイナス圏まで下がる動きを見せ11時過ぎには2万3300円まで下がった。まだシカゴの水準からすると東京は下げ渋りの動きが続いている。シカゴは米国での外出禁止でエタノール需要の低下は避けられずシカゴコーンは更なる安値も想定したい。東京は反動安を待ちとなっている。

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