株式会社フジトミは投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

NY金は3営業日連続の下落

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

株式会社フジトミ 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在は株式会社フジトミにて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
多くのファンに支持されております。

ピックアップコンテンツ

  • 個別WEBセミナー
  • Fujitomi market news
  • トレーダーズショップ
  • リモートサービス
商品市場情報

NY金は3営業日連続の下落

  • 2020/11/19
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
18日のNY金は、3営業日連続で下落し、一時週明けの安値を下回る場面をみせた。NY金期近12月限は前日比11.2ドル安の1873.9ドル、NY白金期近1月限は同13.8ドル高の950.9ドル、NY銀期近12月限は同20.3セント安の2444.8セント。
欧米での新型コロナウイルス感染拡大も安全資産として金を買う動きにはなり切れず。現在のNY金は期近12月限の整理商いを強いられる中、ワクチン開発に対する市場の期待もあり、期近12月限の買い玉を期先限月へ乗り換えることに消極的。従って、買い玉の手じまい売り中心の整理商いを強いられており、下げるべくして下落している。また、ドル高・ユーロ安も圧迫要因に。次第に取引水準を切り下げていること、期近12月限の整理商いの本番はまだこれからだけに、1860ドル割れも警戒されている。対照的に白金が続伸し、950ドル台に上伸している。欧州での需要は悪化しているが、中国での需要増加期待が支援材料に。また、テクニカルな買いも上昇につながっているという。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
18日のWTI原油は、続伸。WTI原油期近1月限は前日比0.36ドル高の42.01ドル、北海ブレント期近12月限は同0.59ドル高の44.34ドル。RBOBガソリン12月限は同0.97セント高の116.29セント、NYヒーティングオイル期近12月限は同2.49セント高の126.40セント。
市場ではOPECプラスの協調減産の延長観測が支援材料になったと指摘する声が多い。来年1月から協調減産幅を現在の日量770万バレルから日量570万バレルに圧縮する予定であるが、3か月程度、延長するとの見方が強まっている。これを好感した上伸とみられている。しかし、リビアの原油大幅増産と欧米での感染拡大による石油需要の悪化もあり、需給バランスは悪くなっており、現状維持では、需給バランスの改善につながらないだけに、延長を支援材料にするには厳しい側面もある。NY石油製品の急伸がかなりの支援材料になっていたとみるべきとの声も。前日もNY石油製品の急伸によって、WTIは清算値決定にかけてプラス圏に転じた経緯もある。米EIAの在庫統計で、石油需要全体では需要は後退しているが、中間留分の需要は相変わらず旺盛で、NYヒーティングオイルが前日から上げを牽引していた。今後ともNYヒーティングオイルの動向がポイントになるという。

(CBOT大豆)
18日のCBOT大豆は、4営業日連続の急伸をみせ、さらに高値を更新している。期近1月限は前日比4.00セント高の1173.75セント、期近3月限は同3.50セント高の1172.00セント。
市場では12ドルも十分、射程圏内に入ったとの見方が支配的。期近ベースとしては2016年6月13日以来の高値を示現しているが、さすがに高値警戒もあり、利益確定売りの台頭で、高値から10セント以上も値を消す場面もみせた。ここにきて、南米の乾燥した天候が指摘されており、大豆の作柄に対する懸念が再燃している。このため、より米国産へのニーズが高まるとみられている。また、今週発表されたNOPAの圧砕高が月間ベースで過去最高だったことも引き続き、支援材料になっていた。

(CBOTコーン)
18日のCBOTコーンは、期近限月中心に上伸している。期近12月限は前日比4.50セント高の424.75セント、期近3月限は同2.75セント高の429.50セント。
シカゴ大豆の大幅続伸と前日反落していた小麦の切り返しもあり、コーンも追随高をみせていた。連日の期近限月中心の上昇ながら、前日下落していた期先限月も小幅ながら上昇した。米農務省は14万トンの成約があったと公表したが、メキシコ向けもしくは韓国向けと推測されるという。大豆同様、南米の乾燥した天候もリスク要因として再評価されている。期近12月限は11日の高値である4.28ドルを上抜いたものの、大豆の利益確定による上げ幅縮小の動きから、コーンも上げ幅を縮小している。それでも、高値更新したこともあり、4.30ドルも視野に入ったとの見方も多い。

一覧へ戻る

※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

ピックアップコンテンツ

  • 個別WEBセミナー
  • Fujitomi market news
  • 日本証券業協会
  • 証券・金融商品あっせん相談センター
  • リモートサービス