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NY金は続伸し、1800ドル台回復

アナリスト プロフィール

齋藤和彦(Kazuhiko Saito)

フジトミ証券株式会社 情報サービス室
チーフアナリスト

独自の情報収集に基づく市場分析は業界屈指の実力。
日本大学大学院国際関係研究科を卒業後、商品先物取引業界に身を投じ、その才能を開花。
国内投資顧問会社にてシステムトレーダーとして実際にトレードに参加。現在はフジトミ証券株式会社にて情報サービス室長「マーケット情報」の執筆を担当。日経CNBCをはじめ多数のメディアへ出演するなど幅広い方面で活躍中。
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NY金は続伸し、1800ドル台回復

  • 2021/09/15
  • 齋藤
  • 海外マーケット

(NY貴金属)
14日のNY金は、急伸し、1810ドル台を回復する場面もみせた。NY金期近12月限は前日比12.7ドル高の1807.1ドル、NY白金期近10月限は同18.8ドル安の938.7ドル、NY銀期近12月限は同8.9セント高の2388.5セント。
注目の米消費者物価指数は前月比プラス0.3%となり、事前予想のプラス0.4%を下回った。強気の発表を警戒しており、発表直後に1780.6ドルの安値を付けた後、ドル安進行を受け、金は買い直されることに。しばらく1790ドル台で推移していたが、上伸していたNYダウが大きく値を崩したことで、米長期金利が1.28%台まで急低下。金は株安と長期金利の低下を背景にして1800ドル台に上伸し、さらに買い進まれ、1810ドル台回復もみせた。ただ、白金やパラジウムの急落もあり、1810ドル台での買いはイマイチ。今回の米消費者物価指数を受け、来週の米FOMCでのテーパリングの可能性は後退したとみられている。白金は急反落し、パラジウムは2000ドルの大台割れへ。いずれも、自動車用触媒需要の後退が懸念され、急落している。白金は900ドルを試す展開に。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
14日のWTI原油は、清算値決定にかけて買い直され、小しっかり。WTI原油期近11月限は前日比0.04ドル高の70.23ドル、北海ブレント期近11月限は同0.09ドル高の73.60ドル。RBOBガソリン10月限は同1.15セント高の217.24セント、NYヒーティングオイル期近10月限は同0.30セント高の216.13セント。
ガソリンの堅調地合いが支援材料になっていた。米国取引時間帯の序盤にWTI期近11月限は70.97ドルの高値を付けた。弱気な米消費者物価指数を受けたドル安が進行したため。しかし、71ドルを壁にしており、その間にNYダウが急落に転じたことで、WTIも利益確定売りに押されて、70ドル割れをみせた。ところで、熱帯低気圧「ニコラス」はテキサス州東部に上陸。同地域は、ハリケーン「アイダ」によって被害を受けた地域でもあり、一層、復旧の遅れにつながるとの懸念もあり、欧州時間帯までの支援材料になっていた。ただ、熱帯低気圧「ニコラス」の進路を踏まえたリスク買いで、すでに大きく買い進まれており、高値警戒も。供給不安からガソリンは上伸し、清算値決定にかけてガソリンが上げ幅を拡大したため、70ドル割れをみせていたWTI期近11月限もプラス圏へ。

(CBOT大豆)
14日のCBOT大豆は、小幅続落。期近11月限は前日比2.75セント安の1282.00セント、期近1月限は同2.25セント安の1291.25セント。
序盤の堅調地合いが続かず、小麦買いやコーン買いのスプレッドの売りとして大豆の売りが拡大し、新穀11月限は13ドルを前にして大きく値を消している。13ドルに対する上値抵抗も強く、テクニカルな売りを浴びての値崩れともみられている。

(CBOTコーン)
14日のCBOTコーンは、小麦急伸に追随高を演じ、大幅高となった。期近12月限は前日比8.00セント高の521.25セント、期近3月限は同7.25セント高の529.25セント。
カナダ政府は春小麦の生産高として1530万トンの予想を明らかにした。前年度比41%の大幅減少で、干ばつの影響と指摘している。これを受け、世界的な供給不安が再燃し、シカゴ小麦は急伸している。米国での春小麦の収穫に伴うプレッシャーをこなしての急伸で、米春小麦の大幅減産も認識することに。小麦急伸に追随して、コーンも大きく買い進まれたが、米国コーンの作柄後退傾向も支援材料に。生産高予想でのイールド改善とは正反対の傾向を示しており、ファンドの思惑買いにつながっていた。新穀12月限は5.20ドル台回復もみせたが、前週末の高値更新には至らず。

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※当ページの内容はあくまで商品先物取引に関する情報提供を目的としたものですが、内容の無断掲載や引用等は固く禁じます。

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